せっかく長く乗った愛車。
どうせなら高く買い取ってもらいたいですよね。
でも今更できることなんてあるの?
あるんです。
私がカーディーラー営業時代、査定をしていた時に気付いた査定アップの為のちょっとした工夫をお伝えします。
査定額、鵜呑みにしていない?
商談時にディーラーで車を査定してもらった時、例えばあなたの車が『80万円』と言われてもその車の買取相場を知らなければ高いのか安いのかわからないですよね。
残念ですがこの業界、80万円と言われた車が他のお店では100万円で下取りなんてことも普通にあります。これでは20万円損したことになりますから事前に自分の愛車の買取相場額を把握しておくことは非常に重要。
査定比較.comは簡単な入力でわずか32秒で過去の膨大なデータから愛車の概算査定額を無料で表示してくれるので、愛車の買取相場を把握するにはもってこいのサイト。
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査定アップの為に必ずやろう!
洗車をして傷と汚れを区別する
『別に汚くても減点なんてないよね?』
いいえ、下がる場合があります。
もちろん査定士協会が定める基準には汚れ具合は査定の項目には入りません。
しかし実際に査定をするのは”人間の目”です。
査定をするときは傷か汚れかわからないときは少し指でこすったりして汚れを落としています。
その時に鳥のフンなどが長く放置されて固着していたりするとそれは査定士によっては減点扱いになったりもします。
そして汚れを傷と勘違いする場合があります。
なんせ傷と汚れを見分けながらの作業は車全体を見るのはなかなか大変。
査定をするのは人間ですから汚れを傷として拾ってしまう事もゼロであありません。
そんな可能性を少しでも下げる為にはしっかり洗車をしましょう。
車内清掃をして査定士の印象アップ!
意外と車内の状態は査定状態に響きます。
特に臭いや汚れなどは減点項目として実際にあります。
タバコを吸っていた車、ペットを乗せている車は減点がかなり大きいです。
もし消せるレベルであれば消す努力をしましょう。
掃除機をかけて消臭剤をふりかけるだけでもだいぶ違います。
査定士が車に乗り込んだ時の『印象』を考えて清掃しましょう。
ワックスがけで小傷を消す!
『洗車したんだからワックスまでいらないんじゃないか?』
いいえ、ここからが大事なんです。
ワックス掛けの目的は小傷を落とすことです。
ワックスをかけると少々の小傷は消えます。
というか正確には傷は存在するけど見えなくなるのです。
なんども言いますが査定するのは人の目です。
つまり見えない傷は傷ではありません。
がっつり塗装が剥げていたり、凹んだりしているのは今更どうもできませんが、大概の線傷はカー用品店にあるものでなんとか見えないレベルまでには持っていけます。
例えば線傷が5箇所あった場合、これをすべてワックスなどで消すことができれば査定額は何万円単位で変わるでしょう。
それくらいボディの傷は査定金額に影響します。
できればコンパウンド入りなどの小傷が落とせるようになっているワックスを選ぶと良いでしょう。
ワックスがけは下記を参照
まとめ
査定のポイントは年式・走行距離・ボディの状態が一番大きな要因となります。
走行距離のメーターを巻き戻したり、ボディを修復したのに修復してないなどと言って査定価格を上げるのは違法行為ですが、洗車やワックスがけは違法行為ではありません。
そもそもワックスがけで落ちる傷は落としましょう。
それを傷として拾われてしまうのはもったいないです。
査定士は車を見ただけでその人の性格がわかります。
汚い車だともっと傷やアラがあるんじゃないかと疑ってかかったりしますし、逆に綺麗にしている車だとあんまり勘ぐったりしません。
余談ですが以前僕が査定していた時に車内の足元から腐った唐揚げが出てきたことがありました笑
ちょっとこれは極端な例ですが、綺麗な方が査定士の印象もいいので車は綺麗にしてから査定に出しましょう。