街でよく見かける『新品未使用車』の文字。
最近では家電量販店でも未使用車が売られていたりします。
そんな未使用車って実際のところどうなのか。メリットとデメリットを元車屋が解説していきます。
査定額、鵜呑みにしていない?
商談時にディーラーで車を査定してもらった時、例えばあなたの車が『80万円』と言われてもその車の買取相場を知らなければ高いのか安いのかわからないですよね。
残念ですがこの業界、80万円と言われた車が他のお店では100万円で下取りなんてことも普通にあります。これでは20万円損したことになりますから事前に自分の愛車の買取相場額を把握しておくことは非常に重要。
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未使用車って何?
名前の通り『未使用の中古車』
最初から販売目的で販売店などが購入しているので誰かが乗ったりしていない車を指します。
しかし一度販売店名義などになっているいわゆる”登録済み”のため、車検へのカウントダウンは始まっています。
登録済未使用車専門店もあるくらいですからね。
未使用車のメリット
納期が長い人気車もすぐ乗れる
納期が半年とか1年とかいう超人気車ってありますよね。
当然人気なだけあって欲しい人はたくさんいます。
今だとスズキのジムニーなどがかなり納期がかかるみたいですね。
そこで超人気車をすぐに手に入れられる方法が一つだけあるのです。
それは新品未使用車。
中古車だけど未使用車ってやつですね。
これで納期を待つことなく、人気の車に乗れるのです。
未使用車のデメリット
新車納期が長い車は値段が跳ね上がる
当然ですが、即納できるので新車で大人気の車の場合は値段が跳ね上がります。
納期が長ければ長いほど上がる傾向にあります。
これを高いと思うか安いと思うかはあなた次第ですが、『そんなに乗っかってるの!!?』ってぐらい乗っかている時もあります。
トヨタの水素自動車『ミライ』は納期が3年以上という近年稀に見る納期です。
これが例えば新品未使用車で売られていたら値段は当然高くても売れます。
こういう状況下では”適正価格”は存在しませんので買う人間がいればそれまでのことですね。
細かい選択はできない
これも当然ですが、未使用車とはいえ既にメーカーから出荷されている車ですのでグレードや色、メーカーオプションは変えられません。
この辺がかっちり当てはまる車ならいいですが、今の車はグレードやカラーバリエーションも無数にあるので、自分だけの一台に巡り合うのはなかなか難しいです。
しかし未使用車販売側も極力一番売れ筋のカラー、グレード、メーカーオプションを選ぶのでそこまでハズレでもなさそうです。
ちなみにディーラーオプションはディーラーで取り付けが可能です。
意外と状況変動が激しい
こういう商品は意外と価格が急落したりします。
メーカーも努力しているので最初は納期がかかっても急に納期が短くなることがあります。
私も過去に大人気車を販売してお客さんに納期を4ヶ月かかると伝えたが工場の稼働状況が改善され、1ヶ月半に短縮されたこともありました。
これはディーラーで新車を買ったお客さんなら嬉しい誤算ですが、少し値段が乗っかった未使用車を買った人からすれば割高な買い物でしかないですね。
まとめ
結局のところ、あなたの”欲しい”度合いで高いか安いか変わるということですね。
『うおおおコレめっちゃすぐに欲しいい!!!!』
ってなっているのであれば安いかもしれませんが、『他の車種でもいいかな』とか、『もう少し待てるし』と思う方であれば割高この上ないでしょう。
『納得のいく未使用車が見つからない。。』『もう探し尽くしたよ。。』と言うあなた。
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