ディーラーに定期点検などに行くと『エアコンのフィルターがー汚れているので交換したほうがいいですよ』とか『オイルは少し上のグレードのほうがいいですよ』などいろいろオススメされますね。
確かに営業のオススメも間違ってはいませんが、変えたところですぐ実感できるわけでもないのでなんかイマイチ乗り気になれません。
そこで今回は私が営業をしていた時に自信を持ってオススメしていたクイックメンテナンスをご紹介。
やはり満足度が高いのは”即実感”が大事。
査定額、鵜呑みにしていない?
商談時にディーラーで車を査定してもらった時、例えばあなたの車が『80万円』と言われてもその車の買取相場を知らなければ高いのか安いのかわからないですよね。
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愛車にご褒美を!即実感できるクイックメンテとは
エアコンの臭いに本当に効くのはコレ!『エバポレーター洗浄』
エアコンを久々につけるとなんだか生乾きのようなカビくさいような嫌な匂いがするときがありますね。
これはエアコンフィルターが汚れているから臭いわけではないのです。
もちろんエアコンフィルターの汚れも臭いに関わってきますがこのニオイの根源はエバポレーターに発生しているカビや汚れなのです。
エバポレーターとはエアコンの風を冷やしたりする部分で、これを洗浄してやることによってこの臭いを取り去ることができます。
作業自体もそんな大掛かりなものではなく、エバポレーターに専用の洗浄スプレーを吹きかけて落としていきます。
ただしエバポレーターはエンジンルームの中でもかなり奥まったところにあったりするので素人には難しい為、ディーラーでもメカニックの作業となります。
これは本当に即実感できますよ。
あんなに臭かった匂いが全然なくなってしまいますから。
最初はエバポレーター洗浄液に少しシトラスなどの匂いを付けている場合もある為、無臭ではありません。
少しいい匂いが広がります。
作業時間も大体30分くらいで五千円以内がほとんどですので点検時に一緒にやるのがオススメです。
プロの施工がカギ!『フロントガラスコート』
雨の日にワイパーを動かしてみると雨が伸びて見えづらい・・もしかしてワイパーのゴムが悪くなってきたからかな?
間違ってませんがワイパーのゴムを変えたところであまり改善はされません。
この雨が伸びたりしてしまう原因はガラスの”汚れ”です。
ガラスは濡れては乾いて濡れては乾いてなどして雨じみや油膜など様々な汚れが付着しています。
そしてこれらの汚れは洗車では落ちないくらい頑固です。
ディーラーでは『ガラスコート』というクイックメンテナンスがあります。
これは何をやるかというと、ガラスの油膜などの汚れをしっかり落としてガラスコートをかけるというものです。
『カー用品店の油膜取りとガラスコートじゃダメなの?』
はい、構いません。
やっていることは同じですし使っている材料もそんなに変わらないでしょう。
ただここでの大きな違いは、”油膜を落とす工程”が全然違うのです。
普通の用品店で売っている油膜取りは専用のスポンジに油膜取り剤をつけてゴシゴシこするのが一般的ですが、ディーラーでの油膜取りはコンプレッサーを使用した油膜取り器具で超高速振動でこすりながらがっちり油膜を取っていきます。
ガラスコートは”油膜取り”が一番重要になってきます。
ここでしっかり汚れを落としておくことで次のガラスコート剤もしっかり乗り、コーティングの持ちも良くなるのです。
これも即実感できて、よくお客さんからは『こんないいものがあるなら早くやればよかった』とよく言っていただけたものです。
当然ですが雨の日の視界は最高で本当にワイパーがいらないレベル。
ガラスコートは他にも汚れをつきにくくする効果があるので、定期的にかけることでさらに効果を発揮します。
料金は大体三千円から五千円の間くらいで、時間も30分くらいなのでこちらも点検時に同時にやるのがオススメでしょう。
まとめ
以上の2項目は本当にお客さんから『早くやればよかった』とよく言われた満足度の高いメンテナンスでした。
即実感できますしね。
実はディーラーには他にもたくさんの良いメンテナンスが存在します。
エンジンオイル添加剤も古い車では実感できるレベルで効果があるものもあります。
愛車を永く乗る為にも、たまにはディーラーのおすすめメンテナンスに耳を傾けてみてはいかがでしょうか。