新車が1年で一番売れるのは決算期の3月です。
決算期はどの会社でもそうですが数字をあげたいので決算セールなんてやったりします。
年が明けてから3月までは特に車のCMがすごいですよね。
では車は決算期が終わって4月になると値引きはなくなるのか?
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自分の車、今日現在でどれくらいの値段がつくか把握していますか? ディーラーで査定してもらって例えばあなたの車が『80万円』と言われても買取相場を知らなければ高いか安いかわからないですよね。
残念ですがこの業界、査定額が20万円くらい違うことはザラです。損をしないためにも事前に自分の車の概算査定額を把握しておくことは非常に重要です。
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結論:値引き額は減らない。
まずは気になる結論から言うと値引き額は減りません。
そもそも新車販売には何故値引きが存在するのか。
それは同じ車を販売する競合他社よりも自分たちが値引きで目立って車を売りたいから。
競合他社が存在する限り値引きも存在します。
逆に同じ車が存在しない中古車販売の世界ではあまり値引きはありません。
そもそも競合って概念がありませんからね。
だから新車は競合すれば値引きが大きくなっていくし、逆に競合しないと3月だろうが少ない値引きで買っているかもしれません。
むしろ4月の方が値引きしたい
世間一般では『3月は決算期で値引きが大きい』というイメージがしっかり定着しています。
なので4月に買うのは損なんじゃないかと思われる方も当然多いと思います。
全くもってそんなことはないのですが、そのイメージのせいで4月は3月に比べて販売台数も来店客数もガクッと下がります。
しかし客足が減ったからってディーラーは各店舗に課せられた販売目標台数が減るわけではありません。
むしろ前年度〇〇%アップみたいな永遠に上がっていかないといけない無理難題な目標が掲げられているので4月だろうと売らなければいけません。
そんな客足が減る4月は当然販売も苦戦します。
なので実は結構4月の方が買い手市場であって、とにかく売りたいので値引きも大きくなりやすいです。
3月は正直なところ『決算セール』というイメージを利用して集客できるので『決算なんで今じゃないとこの値段は出ません』なんて追い込めば売れてしまうのです。
3月はディーラーが売りやすいので値引きしなくても売れる
4月は客足が減るので値引きしてでも売りたい
なぜ車屋は値引きしてでも売りたいのか?
ディーラーはなぜ大幅な値引きをしてまで売りたいのか。
実はディーラーは新車販売利益も大事ですが、点検整備も重要な収益の柱なのです。
自分たちで車を売れば管理客が増えるので自然と点検整備も増えますが、他社で新車を買われてはその後の点検整備も他社に流れます。
つまり新車販売は自社の管理客にするためのきっかけであって競合他社がいるなら赤字になってでも売りたいのです。
たとえ新車販売で赤字になっても点検整備で回収できますからね。
長い目で見れば売ったほうが黒字なのです。
なのでディーラーは赤字損得の計算よりもまず最優先されるのは販売台数。
よって客足の減る4月は値引きしてでも売りたいのです。
ディーラーは長い目で見たら利益よりも台数
まとめ
新車販売は通年を通して値引きがある業界。
別に3月だから値引きが増えるとか、4月だからとか正直あんまり関係ありません。
ただ値引きは黙っていては1円も出てきません。
『値引きしてよ〜』なんて言うのではなく、とにかくディーラー同士競合させること。
一番お得に買える人は時期や季節云々ではなく、とにかく競合値引きができる人です。
何月であっても競合をしっかりやれば値引きは必ず出ますので必ず競合値引きをしましょう。