スバルといえば、2017年4月1日より『富士重工業株式会社』から『株式会社SUBARU』へと社名を変更して話題となった。
そんな新生『スバル社』となって第一弾の新型車がこの4月6日に発表する『新型XV』となる。
以前のモデルから相当な人気があったこのXV。
今回のXVでは何が変わったのか。
そして値引きの出る商談はどのように進めれば良いのか。
ディーラーに査定額ごまかされていない?
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目次
新型XVはここが変わった!
次世代プラットフォーム『SGP』の採用
ただでさえ走りに定評があるスバルだが、この次世代プラットフォーム『SGP』(スバルグローバルプラットフォーム)の採用により、従来よりもボディ剛性が1.7倍から2倍にも上がった。ボディ剛性が上がるということは、車の乗り味が格段に向上するのである。
ちなみに2016〜2017年の日本カーオブザイヤーを受賞したインプレッサからスバルはこの『SGP』を採用している。
近年ではトヨタも『TNGA』など新型プラットフォームを開発しており、これからは一般大衆車にも走りの良さを求められる時代になってきたことがうかがえる。
エンジンは2lの他に1.6lの2種類に増えた
前モデルは2lだけの設定だったが今回からは新型インプレッサで評価の高かった1.6l(FB16)を採用。
インプレッサにあるFFモデルはXVにはなし。
近年では急速なダウンサイジングがさらに加速していると筆者は感じる。
ヒルディセントコントロールを装着したX-MODEを装備
新しい装備として、1.6iを除く全グレードにX-MODEを装備。
このX-MODEにあるヒルディセントコントロールとは滑りやすい坂道の下りで威力を発揮する装備。
見た目だけでなく、本格SUVなのだ。
余談だがアイサイトは当然全車装備。
この新型XV、商談はどう攻める?
新型XVははっきり言ってまず間違いなく売れる。
なぜならここまで車としての完成度を高めて価格が200万円強からのスタートだからだ。
スバル車は競合商談が難しい
近年は爆発的なSUVブームで、他車同価格帯ではトヨタのC-HR、ホンダのヴェゼル、マツダではCX-3などが挙げられる。
その中でもこのXVはかなり安い方である。
つまりこれらの車を競合に出してもあまり相手にされない可能性が高い。
上記の3車の中でもC-HRとヴェゼルはハイブリッドを押し出したコンパクトUVなのでコンセプトが違う。
残ったCX-3は走りなどを追求しているのでまだ競合させるならCX-3だろう。
ただしスバルの車は他のメーカーと目指す部分が違うというのもあって競合がしにくいのも事実。
競合はもちろんしないよりはした方が良いが、もし下取り車があるのなら下取り車の査定額をあげることに尽力した方が良いかもしれない。