週末になると新聞折込と一緒に新車のチラシがよく入っていますよね。
しかも『限定10台の特別価格!』や『ナビをプレゼント!』なんて書いてありますが、実際これは本当にお得なのか怪しいですよね。
もちろんこのチラシ、決して嘘はついていません。
このチラシの裏側を詳しく解説していきましょう。
ディーラーに査定額ごまかされていない?
商談時にディーラーで車を査定してもらった時、例えばあなたの車が『80万円』と言われてもその車の買取相場を知らなければ高いのか安いのかわからないですよね。
残念ですがこの業界、80万円と言われた車が他のお店では100万円で下取りなんてことも普通にあります。これでは20万円損したことになりますから事前に自分の愛車の買取相場額を把握しておくことは非常に重要。
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目次
新車のチラシを徹底解説
限定○○台の特別価格は本当に台数カウントしている
ここでいう限定特別車というのはいわゆるディーラー在庫車のことを指します。
本来ディーラーはお客さんから注文を受けてからメーカーに発注するのが基本ですが、数字を先にあげるのと納期を縮める目的で、ある程度売れ筋の車種、色、メーカーオプションであらかじめ発注します。
もちろんこれはディーラーの在庫になるので売れなければ在庫を抱えてしまうことになります。
そこでこのようにチラシに在庫車をアピールすることがあります。
そのため、限定〇〇台などの場合は色やグレードが決められていることがほとんど。
それでも色やグレードが合えばお買い得なことは間違いありません。
『ナビプレゼント』はディーラー本部による施策なのでその分値引きが増えることも
チラシに『ナビプレゼント』を謳う場合はディーラーの本部が販売促進の施策としてやっている場合が多いです。
本部施策の場合、販売店はナビプレゼント分の金額を本部から補助してもらうことがあります。
つまり普段の値引きよりもナビプレゼント分は本部が補助するので販売店舗はその分普段よりも大きな値引きが可能となります。
ただしこれはあくまでナビプレゼントを謳っているので『ナビいらないからその分現金で引いてくれ』はまず無理です。
あくまでディーラーでナビを装着することが大前提となります。
チラシの施策は販売ディーラー毎、テレビCMの施策はメーカー補助の場合も
大体新聞の折り込みに入っているチラシは近隣のカーディーラーがほとんどですよね。
つまりチラシに書かれている内容もその販社だけの内容となります。
しかし、メーカーが出しているテレビCMで『ナビプレゼント』などを謳う場合は、全国的な施策の場合があり、この場合には例えばナビプレゼントならメーカーがディーラーに対して補助している事があります。
これはあまりあることではありませんが、テコ入れとして行う事があります。
これももちろんディーラーとしては痛みがないのでその分値引きが増やす事が可能です。
そんな時こそ値引きは粘りが大事
しかしこのナビプレゼントなどがある場合は販売側にとってはとても売りやすい状況です。
値引き幅が増えたからといって自動的に販売店側が値引きしてくれるわけではありません。
つまりここで値引きの限界まで粘らなければ値引きは出ないのです。
もうこの場合においては素直に突っ込んでみましょう。
『チラシで書くぐらいだからナビプレゼントは本部施策で補助されてるんでしょ?』って。
もちろんお店や会社によって方針も違うので必ずやそうではないかもしれませんが、間違いなく営業がドキっとすることは確実でしょう。
まとめ
チラシに書いてあることは決して嘘ではありません。
ただ、そこからさらにお得にできるかはあなたの商談スキルにかかっています。
チラシの内容を見てどういう裏が隠れているかを見つける事ができれば営業を突ける材料となるでしょう。