『車を買う』ということは非日常であり、しょっちゅうあることではありませんよね。
それゆえ、後で買ってから『えー先に用意してればよかった』や『もっとよく確認してから選べばよかった』などの後悔も少なからずあるもの。
今回は私がカーディーラー時代にお客さんを見てて思った、新車購入前にやっておきたい・確認しておきたいベスト3つを挙げてみました。
ディーラーに査定額ごまかされていない?
商談時にディーラーで車を査定してもらった時、例えばあなたの車が『80万円』と言われてもその車の買取相場を知らなければ高いのか安いのかわからないですよね。
残念ですがこの業界、80万円と言われた車が他のお店では100万円で下取りなんてことも普通にあります。これでは20万円損したことになりますから事前に自分の愛車の買取相場額を把握しておくことは非常に重要。
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登録に必要な駐車場はある?
車を買ったら当然駐車場は必要ですよね。
そこらへんに路上駐車ではいけません。
もちろん国もそんな路上駐車も防ぐ為にバイクなどとは違って車は車庫証明というものが必要です。
車は陸運局に申請してナンバーを取得するのですが、そのナンバーを取るにあたり、車庫証明というのが必要になります。(軽自動車は後申請)
つまり車の登録前に駐車場が確保できていなければ永遠にナンバーは取得できません。
車における車庫証明というのは、自分の所有している土地であれば自認書と言って自分のサインだけで登録申請に回せますが、借りている月極駐車場やマンションの駐車場などの場合にはその駐車場の大家さんから保管場所使用承諾照明書を発行してもらう必要があります。
この証明書は駐車場を契約していないと出してもらえないことがほとんど。
その為、新車を購入したら車がまだ手元に来ていなくても駐車場を契約する必要があるということです。
大家さんによっては証明書だけ先に出してくれて車が来るまで待ってくれるというところもあるそうですがイレギュラーでしょう。
ちなみに駐車場は購入した車の車高・車幅・車長と照らし合わせて警察、または委託された業者が現地まで確認に来るので当然購入した車が入るだけの大きさが必要です。
これはどちらかというとマンションの駐車場や月極駐車場ではあまり心配ありませんが、自宅の駐車場でたまに道路の側溝が引っかかって申請が通らないことがあります。
私も実際過去に経験がありました。
確認に来た委託業者から連絡が入り、自宅前道路の側溝が引っかかるので認められないと。
側溝は自己所有扱いとはならないみたいなので注意が必要です。
登録は印鑑証明も必要!
新車を購入するにあたっては陸運局への登録時に印鑑証明も必要となります。
若い方だと印鑑登録されてない方もいるかもしれません。
印鑑登録をしていない方は印鑑登録をしておきましょう。
納車前、自動車保険はもう加入した?
無事車庫証明も揃い、あとは納車を待つだけ。。
でもちょっと待って!
任意保険はもう加入していますか?
これが納車直前に気づいて納車日を延期した事が何度もあります。
もちろん営業も確認で案内したりするものですが、中には全く案内しない営業もいます。
確かに任意保険はあくまで任意なので別に営業が案内しなかったからと言って問題はありません(不親切ですけどね)
そしてだいたい納車日は日曜日などが多く、土日は保険会社がやっていないので納車日を延期せざる終えないという事があります。
ただし日曜日であってもディーラー自体が自動車保険の代理店であることがほとんどなのでディーラーで当日加入することは可能です。
ただしそれはディーラーが代理店としてやっている保険会社に限定されるのであまり保険会社は選べません。
今はインターネットの保険が安いのでインターネットで自動車保険に加入することをお勧めします。
車検証が出来上がって納車日さえ決まればもう自動車保険の手続きはできるので早めにやっておきましょう。
まとめ
意外と新車購入にはあらかじめ必要な事があります。
何度も購入している方からすれば『当たり前だよ』と思うことかもしれませんが初めてであればわからなくて当然のこと。
特にこの駐車場問題は本当によくあります。
『なんで車も来ていないのに駐車場代払わなければいけないの?』なんて車の営業に言われても困ります。
登録時に車庫がある証明が必要だから仕方のないことなんです。
新車購入を検討中の方はあらかじめ上記の3つを確認しておきましょう。