商談・値引き

新車は発売からどれくらい経てば『値崩れ』が始まるのか。

値引きゴリラ

国産車ディーラーでの営業経験を生かし、現在は車の値引きのコツや業界の裏側、その他車に関わる情報を発信中

車には値引きというものが存在しますが、実はすべての車にあるわけではありません。

発表されたばかりの新モデルの車はまず値引きがありません。

でもこのモデルが末期になってくると値崩れして値引きしまくりです。

ではこの”新車”はいつ頃から値引きが始まるのか。

※国産大衆車と仮定しています。

発売から値崩れが始まるまで

予約受注は一番値引きがない

『予約受注』というのはすべての車にあるわけではなく、プリウスのような人気車種にしかない現象です。

そりゃカタログもはっきりしていない社内マニュアルくらいのものを見て買うくらいですからなかなかありません。

そしてそんな人気たっぷりの満を持した新モデルに『値引き』などまずありません。

『下取りアップしときました』とか『フロアマットサービスしときます』とか言ってごまかすのがやっとです。

発売から半年くらいはディーラーが一番旨味がある時

発売されてから半年くらい経つと徐々に街中でも新型車を見かけるようになり、販売にも勢いがつきます。

そして何より『新型車は気になっていたけど少し様子を見てから買おう』と思っていた層が購買行動を始めます。

つまり新型車が一番売れる時。

しかしまだまだ『新型なので値引きができません』が通用するので値引きしなくても売れます。

なので利益も出つつ、販売台数も重ねられる、ディーラーにとって『一番美味しい』時なのです。

新車発表から1年、徐々に値引きが始まる

だいたい発表から1年もすると、表面上は『値引きはありません』というものの、競合店などが値引きをし始めて値崩れが始まるのです。

とは言ってもいきなりガチャガチャに値引きするというものではありません。

少しずつサービスで差別化していくような形ですね。

『ボディコーティングサービス』や『カーナビプレゼント』などが多いですね。

しかしまだまだ値引きは少ない状況です。

新車発表から3年、最初の車検が出始める頃・・

このぐらいになってくるとディーラー同士の競合をしても面白くなってくるくらい”そこそこ”の値引きが出てくるでしょう。

ぼちぼちこのモデルの車から離脱する人も増え、中古車も出回り始めます。

ただ、このくらいからメーカーもバカではないので”マイナーチェンジ”をぶっこんでくることが多いです。

なので再度人気が高まることもあり、また『マイナーチェンジしたばかりなので』と値引きしない言い訳ができるのです。

もうモデル末期!値引きはマックスへ

新車のモデルサイクルはだいたい6年前後と言われています。

もちろん、早くにモデルチェンジする車もあれば、とんでもなく長いときもあります。

例えばトヨタのSAIはビッグマイナーチェンジと称してかなり早い段階でほぼモデルチェンジに近い変化を加えました。

それとは対照に、最近モデルチェンジしたシエンタはなんと12年ぶりです。

モデルチェンジは直前に情報が流出するのでモデル末期であることはわかります。

モデル末期は当然ですが今までで一番大きな値引きが期待できます。

まとめ

だいたい新型車でも3年も経てば値引きはそこそこ出るようになるといったところでしょうか。

まあ一回目の車検が始まるのに『まだまだ新型でー』と言われても説得力ありません。

あとは競合ディーラーの出方ですね。

正直競合さえいなけば値引きなんかしなくて済むのですが、競合店が値引きを始めることで値崩れが始まります。

つまり足の引っ張り合い。

まあ競争してもらわないと独占状態になってあんまりよくないですけどね。

別に出たばかりの新型車を買うのが損というわけでもありません。

『出たばかりの新型車に乗れる』というメリットがありますから。

それをメリットと感じないのであれば値引きが出るまで待ったほうが”買い”でしょう。

値引きよりも査定額を気にしろ!

車の購入は『値引き』以外で大きく損得がわかれる部分があります。

私はカーディーラー営業時代、たくさんのお客さんを見てきましたが、数十万円得しているお客さんにはある共通点があることがわかりました。

得している人はディーラーに下取りに出さない

新車に買い換えとなれば、なんの疑いもなく購入先で下取りに出していませんか?

実は”ココ”が損得を大きく分けるのです。

私はカーディーラー営業時代にたくさん下取り査定をしてきましたが、やはりそのまま下取りに出すお客さんが多かったです。

しかし数十万円得しているお客さんたちは必ず他の買取店でも査定をしてもらい、比べて一番高いところで車を手放していました。

ちなみにこの業界の買取額の差額は数百円、数千円ではありません。

数万円から数十万円違うことが普通にあるのです。

ハッキリ言って車の査定額には基準はあってないようなもので、買い手によって全然変わるのです。

なんで買取店によって査定額に差が出るの?

買取店も意地だけで値段を吊り上げているわけではありません。

買取店も商売ですので当然利益が出なければ買い取りません。

ではなぜ査定額に差が現れるのか?

買取店毎の車種による再販売の得意分野が違う

買取店とは一口にいっても買い取る車の得意不得意があります。

外車が強いとか四駆が強いとか軽自動車が強いとか車種の数だけ違いは様々。

なぜ得意不得意があるのか?

買い取った車の販路(リセールルート)が違う

四駆・ディーゼル需要の高い海外にそのままダイレクトに輸出できる販路を持つ業者もいれば、国内で自分達で中古車販売店を展開している、軽自動車専門で販売している、一つのメーカーに絞っているなど、業者によって得意不得意は様々なのです。

しかし業者がどの車種が得意かどうかは査定額を比べない限りわからないのです。

最低3つの買取店は比べたい!

査定額に大きな差が出ることはわかりましたね。

査定額を比べないことは『値引きしなくていいです』と言っているようなものです。

そして得をしていたお客さんたちはほとんどの方が大体3店舗以上で査定してもらっていました。

私自身も乗っていたプリウスαを手放す時に買取店を3店舗比べましたが170万円・178万円・185万円みたいな感じで金額が出揃って、一番高いところで売却しました。

これでも一番安いところと高いところでは15万円の開きがありますからね。

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私は買取店を何店舗も巡るのはこういうサイトを運営している人間ですから全く苦ではありませんですし、なんなら買取店の方と少し話もしたいぐらいなので積極的に巡ってしまいますが、一般的には買取店で査定をお願いすると『ではこちらにまずご記入を〜』みたいな感じで毎回名前や住所を書かされたり、前のお客さんがいて待たされたりとわりかし時間はかかります。

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