今回の一括査定サイト体験談は名古屋在住の30代男性。
フォードのエスケープといういわゆる”アメ車”は国内では全体的に査定が低めです。
そんな査定に弱い”アメ車”が一括査定でどこまで金額を釣り上げられたのか!?
一括査定体験談
私は名古屋に在住の30歳のサラリーマン男性です。今年の3月に車を買い替えました。その時の体験談を振り返りたいと思います。
以前乗っていた車はフォードのエスケープというSUVタイプの車でした。初めて新車で購入した車ということもあり、私自身はかなり気に入っていたのですが、燃費が悪く、車内も広くは無い為、妻には前々から買い替えを促されてはいました。私は乗り潰すつもりでいたのですが、今年に入ってフォードが日本から撤退する報道があり、メンテナンスの事も考えて思い切って買い替えることにしました。そうと決まればあとは行動に移すのみです。車検が3月で切れる為とにかく急ぐ必要がありました。
まずは、おおよその査定金額を把握する為、一括査定サイトを利用し、三社に査定の依頼を出しました。すると、その翌日には全ての会社の担当者から電話が入りましたので早速出張査定をお願いしました。
私が乗っていた車はフォードのエスケープでグレードはXLTのブラック。年式は07年で走行距離は8万キロでした。ボディに小傷は有るものの大きな傷はありませんでした。新車で購入し、当時は諸費用合わせて300万でした。
そして、実際に査定をお願いしたところ三社とも同じような査定金額となりました。多少の違いはありましたが、だいたい12万〜15万という結果でした。かなり残念な査定金額でしたが、理由を聞くと国産の人気車種に比べ外車(特にアメ車)は値が下がりやすいとのことでした。更に、モデルチェンジする前の車であったのも金額が下がる理由とのことでした。フォードの撤退もある為これから上がる事はないだろうという見解は三社共通でした。
買い換える車が決まれば、下取りと値引きでもう少し頑張れるとの話があったので、一番高い査定金額を出した会社に車を見に行くことにしました。すると、狙っていた三菱デリカが手頃な金額で店頭にあり、さらに決算セールで大幅値引きされていました。その日がセール最終日ということもあって担当者もかなり気合が入った金額を出してくれた為、そのまま下取りに出してデリカを購入することにしました。結局、下取りが20万円、値引きが10万円の合計30万円の値引きを受けることが出来た為、短期決戦にしては上出来だと思っています。
批評
元々日本国内では査定に弱い”アメ車”でさらにフォードが日本から撤退するというダブルパンチの中、買取店から車を買うことを条件に査定額を拡大させたのはいい作戦でしたね。
こんなこと言ってしまうと失礼ですが、正直言ってこの条件では15万円でも”値段がついた方”だと私は感じます。
それくらい悪条件の中、大健闘したと思います。
もちろんアメ車はかっこよくて魅力的ですが、査定額の決定はあくまで”市場の人気”にかなり左右されます。
アメ車はどうしても日本国内ではサイズ的に敬遠され、ディーラーも少ないとなるとあまり人気が出ません。
買い替える車があればそちらの値引き交渉の材料にするというのがこの手の車ではベストな判断でしょう。
中古車は値引きがないのに、そんな中で査定額拡大と値引きを引き出したのはとても上手です。
お疲れ様でした!