契約後の仕様変更ですが、実はこれは結構よくある事です。
だからといって簡単に変更していいものではありません。
ディーラーからしたらとーっても困るのですから。
目次
そもそも契約後の変更はできる?
結論から言えばできます。
しかし時期によってはできなくなってくることもあります。
ちなみに新車のキャンセルについては扱いが全然違ってきます。
新車のキャンセルについての記事はこちら ディーラーにカタログだけもらいたいなーなんて軽い気持ちで営業と話をしたらその気になって勢いで買ってしまった。 でもやっぱり家に帰って冷静に考えたらキャンセルしたい。。 家族に無断で決めてしまった。。 ... 続きを見る【実例】新車契約後にキャンセルはできる?【よくあるキャンセル理由3つとは】
変更は早ければ早いほど可能で遅いと難しい
新車は色や仕様、グレードやメーカーオプション等はメーカーで製造して出荷される為、車が完成してからの変更はできません。
しかし車種によっては注文してから完成まで少し時間がかかる場合があり、製造途中であれば色やメーカーオプションも変更可能な場合があります。
ただ、メーカーも売れ筋車種はある程度のベースは既に作っている事が多いので注文して数日で完成なんて事もありますので変更があればとにかく早く伝えてください。
(ここでの完成は車に車体番号がつけられメーカーから出荷できる状態を指すので、この後の登録やディーラーオプションがある為すぐに納車できるという意味ではありません)
いつまでに言えばいいのか?
とにかく早く言ってください。
厳密には車種によって納期はまちまちなので変更が可能なのかどうなのかは車種によって変わってきます。
しかしそれは外部の人間にはわからないのでとにかく早く伝えましょう。
過去に契約後の翌日でもう変更が間に合わなかった場合もありますし、逆に3ヶ月くらい納期がかかる人気車であれば契約から2ヶ月後の変更もできたこともありますので本当に車種によるのでとにかく早く伝えましょう。
ディーラーオプションは変更の融通が利く事が多い
ディーラーオプション(DOP)というのは後付ができるオプションのことを指します。
つまりメーカーから車が出荷されてディーラー(販売店)でオプションを取り付けます。
例えばサイドバイザーやフロアマットなどが代表的ですね。
その為、製造を終えてディーラーに届いてからが装着開始となるので少し時間が経っても間に合えば変更できる可能性もあります。
ただ装着してしまってから減らすのは無理なので減らしたい場合は早く申し出ましょう。
増やすのみならいくらでも対応できます。
ちなみにメーカーオプション(MOP)というのはメーカーで車の製造時につけるオプションで、例えばサンルーフや寒冷地仕様などを指します。
当然ですが製造中に変更しなければならないのでディーラーに届いたときにはもう無理です。
ナビについてはメーカーオプションのナビもディーラーオプションのナビも両方あるのでそのナビに準じます。(最近はメーカーオプションのナビが多いですけどね)
しかしこれがまだ製造していない状態(めちゃくちゃ納期がかかっている車種でまだあなたの車は作っていません)という時はいくらでも変更できます。
しかしこれは各ディーラーによって方針が異なりますので、とにかく変更の要望があればまずはすぐに営業に相談をしてみましょう。
早ければ早いほど変更できる可能性が高いです。
時間が経ってからではなかなか難しいです。(納車直前などは無理)
在庫車を契約したなら変更後は値引きが変わる恐れも
こういう内容で値引きしてもらって契約しているようであれば色の変更などはできても値引き額が変わるかもしれません。
ディーラーにはわかりやすくいうと在庫車とオーダー車の2種類があります。
ディーラーはメーカーからの販売目標に応えるため、常にある程度の在庫車を抱えています。
もちろん在庫車と言っても売れ残ってはディーラーも困るので売れ筋の車種の売れ筋のグレードやカラーをある程度確保しています。
なので大体ホワイト・シルバー・ブラックは在庫車として多くありますが、例えばこれがイエローやブルーなどのカラーはほぼ在庫車として用意していないのでこれはオーダー車となります。
オーダー車も在庫車も同じ車ですが、在庫車はディーラーの本部が店舗に対して在庫車を基本的には売って欲しいので(早く登録できるから)在庫車はオーダー車よりも値引きが大きく設定されています。
なので在庫車としての値引きを出しておきながらその後にメーカーオーダー車になってしまうと登録も遅くなりますし値引きも減らさざる終えません。
逆に言えば在庫車の中で変えたい色などがあれば値引きは変わらずに変更できる可能性もあります。
ディーラーオプションは融通が利く事が多い
基本的にディーラーオプションはディーラーで取り付けます。
その為、製造を終えてディーラーに届いてからが装着開始となるので少し時間が経っても間に合えば変更できる可能性もあります。
ただ装着してしまってから減らすのは無理なので増やすのみです。
ちなみにメーカーオプションはボディカラーと同じでメーカーでくっつけてくるのでディーラーに届いたときにはもう無理です。
各ディーラーによって方針が異なりますので、とにかく変更の要望があればまずはすぐに営業マンに相談をしてみましょう。
早ければ早いほど変更できる可能性が高いです。
時間が経ってからではなかなか難しいです。(納車直前などは無理)
営業に急かされて買ってしまったのかも?
きっとこのページにたどり着いたあなたも営業に急かされて購入してしまったかもしれません。
ちょっと買う気は無いけど簡単に見積もりを〜なんて気持ちでディーラーに出向いてもディーラーから言わせれば立派な商談です。
その日買ってほしいのでそういう流れに持ってきます。
本当はじっくり考えて商談したかったですよね。
ディーラー営業マンは百戦錬磨の商談のプロですのでその日に買ってしまいたくなるような話術を持ち合わせています。
ふらっと来店されたお客さんをそのまま契約まで引き込むのがとてもうまいのです。(というかそれが仕事)
よって、見積り内容をじっくり見直したり検証できないまま契約となり、後に変更したくなるのです。
しかし車は大きな買い物ですから後からでも変更したいことがあれば遠慮なく伝えましょう。
我慢して乗り続けるのはなかなか難しいです。
実際にそれですぐに買い替えたお客さんもたくさん見てきました。
あなたはお客さんですから気を使わずにきになることがあればすぐに伝えましょう。