車はとっても大きな買い物。
それゆえになかなか簡単に決断できないのも当然ですね。
私が車の営業マンをやっていた時に感じたのは、いつまでも決められない人もいれば、案外すぐにスパッと決めてしまう人もいます。
『すぐに決められる人はどうせお金持ちなんでしょ?』
いいえ、違います。
実は最終決断がなかなかできない人たちにはこんな共通点がありました。
査定額、鵜呑みにしていない?
商談時にディーラーで車を査定してもらった時、例えばあなたの車が『80万円』と言われてもその車の買取相場を知らなければ高いのか安いのかわからないですよね。
残念ですがこの業界、80万円と言われた車が他のお店では100万円で下取りなんてことも普通にあります。これでは20万円損したことになりますから事前に自分の愛車の買取相場額を把握しておくことは非常に重要。
査定比較.comは簡単な入力でわずか32秒で過去の膨大なデータから愛車の概算査定額を無料で表示してくれるので、愛車の買取相場を把握するにはもってこいのサイト。
精度もかなり高いのでまずは愛車の買取相場額を把握しましょう。利用は無料です。
現金購入の人
現金購入の人はなかなか決断が固まらない人が多く見受けられます。
逆に言い換えればローンで購入する方の方が月々の金額が合えばって感じで決断が早かったりします。
値引きにしても共通して言えることですが、ローンの購入者よりも現金購入者の方が値引きにシビアなイメージです。
確かに現金で1万円最後に値引きしてもらえると嬉しいですけど分割5年払いの人からしたら1万円値引きって聞いても月々何百円も変わらないですからね。
現金払いは大きなお金が動くので、すぐに決められないのは当然ですけどね。
競合車種が多い人
これは当然と言えば当然かもしれませんね。
ヴェルファイアも欲しいけどエルグランドもいい。
オデッセイも捨てがたいなーなんて3メーカー競合にかけていたりする人はなかなか決められません。
まずメーカーが違う競合は価格がこっちの方が安いからといって一概に決められるものではないし、何より車自体が気に入っているかどうかが一番のポイントになってきます。
車は車ごとにそれぞれいいところがあります。
こればっかりは自分が乗りたい車を1車種に絞るしかありません。
もしどうしても迷ったら、私ならリセールバリューが高そうな方を購入しますね。
車は『乗りつぶすぞ!』と意気込んでも案外3年くらいで買い換えたくなるタイミングがくるものです。
その時に少しでも高く売れる方がいいですね。
リセールバリューは市場の人気に比例しますので、人気の高い方を買えば間違いなさそうです。
夫婦で積極的に商談に参加する人
当然夫婦なら商談に同席するのはごく普通の事ですが、大抵はどちらかは関心を示さないことが多いのですが、時に夫婦二人とも前のめりに商談に参加される方もいます。
これだとお互いの意見がぶつかり合ってなかなか最後まで話がまとまりません。
営業マンは蚊帳の外で夫婦で揉め始めて話が進まないということもよくあります。
積極的に商談に参加してもらえるのは営業マンとしてはとてもありがたいですが、目の前で喧嘩が始まるのだけはあまり見たくないものです。
なるべく夫婦間の意見は自宅で話し合ってきましょう。
まとめ
私が営業マン時代に多かったのが上記の3パターンですね。
これらのことから読み取れるのは、車の購入に熱心な方ほど実は最終決断がなかなかできなくなってしまう傾向にありますね。
逆に車に興味ない方の方がお勧めするとさらっと買っちゃったりすることも多いです。
しかしこの最終決断がなかなかできないというのも『新車購入』というイベントとしてみれば一つの醍醐味だと思います。
『車は買うまでが楽しい』なんてよく言うじゃないですか。
車は大きな買い物です。
悔いのないように悩みに悩んで悩みまくりましょう。