管理人アルファがみんなの商談を勝手に評価していくこのコーナー。
今回はトヨタのウィッシュを購入された愛知県在住31歳男性からの投稿。
ウィッシュといえばトヨタが誇るスポーティミニバンの代名詞。
思いの外走りがよく、燃費の良さにも定評がある。
それでいて3列シートで7人乗りというから驚き。
このトヨタのウィッシュを果たしてどのように商談を進めていったのか!?
私はこうしてウィッシュを値引きしました。
トヨタウィッシュの1.8Sを購入しました。
値引き額は37万円で、下取り(ホンダ・フィット2008年式、走行距離50000キロ)が35万円です。
ディーラーはネッツトヨタより購入。
年度末に近い時期(2月初旬)にディーラーを訪問し、ウィッシュの見積もりをお願いしました。
その時にはどうしても買い替えなければいけないわけではないけど、安くなれば買うつもりであることを伝え、見積もりと下取り査定を実施してもらっています。
いきなり20万円値引き!?
初回の見積もりでは値引きがあっても数万円程度だとは思っていたのですが、見積もりを見たところ、下取り以外でいきなり20万円の値引き額がついており、内心かなり驚きました。
とりあえずその場では検討すると伝え一度帰宅しましたが、予想以上の好スタートだったため、2度目の交渉に行くことをすぐに決めました。
約1週間後にディーラーに出向き、こちらの希望額(ちょっとありえない額)を伝えたところ、「それは絶対に無理です。」との予想通りの回答。
こちらからはできるだけその額に近づくよう頑張ってほしいと伝え、交渉が始まりました。
また、下取りももう少し増えそうな気がしていましたが、どこからどのように引いてもらっても構わないし、ひとつひとつの細かいところには口は出さない、こちらとしては総額で判断するからとも伝えました。
最初に出てきた額はこちらとして契約しても良いと考えていた額から5万円高かったため、却下。
店長が出るまで我慢我慢。。
担当の営業マンが若い人だったため、店長に聞きに行くまではさらなる上積みは可能だろうと考え、さらに交渉しました。
「上司に確認する」との話から出てきた額が3万円上積みされた額でした。
「上司」がどれくらいの権限を持った人間なのかがわかりませんでしたが、店長ではないことは明白だったため、さらに上積みを獲得するべく却下。
最終的に「店長に確認する」といって席を立ったため、次に出る額がほぼ限界かなと感じました。
出てきた額はプラス3万円の上積みで、こちらとして契約可能な額だったため、契約しました。
実際に担当者も総額で様々な計算をしていたようで、最終的にどの項目からどれだけ引くかはこれから考えると言っており、実際には下取りがプラス5万円、その他フロアマットが契約書から記載削除(無料プレゼント)となりました。
そうしないと契約書が通らないほどの値引き額だったと言っていました。(本当のところはどうなのかわかりませんが。)
アルファの商談批評
値引き額としてはかなり良いでしょう。
特に『ちょっとありえない額』を最初にぶつけてそこに寄せていくというスタイルは私が一番お勧めする商談スタイルです。
(商談スタイルは【究極の商談シナリオ】新車の値引きを限界まで出すには『7つの極意』を守れ!!に詳しくあるよ!)
さらに店長が出るまで値引きを要求というところもかなり鋭いですね。
だいたい3回ぐらいラリーすると営業ももう値引きポケットが空になってきますからね。
値引き商談は本当に重要です。
最初の20万円で買っていたら17万円損しているわけですから。
ただ、一つ挙げるとすれば査定はディーラーだけというのは非常にもったいないですね。
査定は一括査定を利用すれば複数の査定額がわかり、もっと高いところも一目瞭然です。
一括査定をした上で35万円が一番高くてそれで手放したのならいいですが、もしやっていないのであればもしかしたらもっと査定額は高かったかもしれません。
新車値引きも重要ですが、査定を競合させることも非常に重要です。
とはいえ非常にいい商談でしょう!
【総合評価:A−】
お疲れ様でした!