下取・査定

下取り車が実は修復歴があるんだけど、査定したらやっぱりバレるの?

値引きゴリラ

国産車ディーラーでの営業経験を生かし、現在は車の値引きのコツや業界の裏側、その他車に関わる情報を発信中

車を下取や買取に出す際には、その車の修復歴の有無で金額が大きく変わってきます。

例え新車みたいに元通りに修理したとしても修復歴有りの場合は減額されます。

じゃあ黙ってた方が査定落ちもしなくていいのでは?

査定士の資格を持った私が解説します。

修復歴とは

修復歴とは事故や自損などで車のフレーム(人間で言う骨格)部分にゆがみや損傷が発生し、それを修理した事を指します。

ではこの修復歴、どこからが修復歴有りでどこまでが修復歴なしなのか。

修復歴有りになる箇所

  • フレーム
  • フロントクロスメンバー
  • フロントインサイドパネル
  • ダッシュパネル
  • ルーフパネル
  • トランクフロアパネル
  • ピラー
  • ラジエーターコアサポート

上記の部分を交換または修正した場合に修復歴有りとなります。

これらを修復するというのはかなり損傷が大きいという事にもなります。

なので大きな事故や自損でなければそうそう歪んだりはしません。

ルーフパネルが意外と多い?

しかし、この中で一つだけ例外的にルーフパネルだけは割と交換が多いように感じました。

ルーフパネル交換理由としては

  • 台風による飛来物での損傷
  • 家の屋根に積もった雪が車のルーフを直撃
  • 積雪でカーポートが折れ曲がり車を直撃(実はカーポートには積雪時は〇〇センチ以上の場合、雪かきをしてくださいなどの表示が有ります。)

といったように事故や自損に関係なく損傷する可能性がある為です。

修復歴なしの場合

ドアやボンネットなど車の溶接部分とは関係なく、ボルトなどで取り付いているものは修正、交換をしても修復歴はなしになります。

だからといって査定額が下がらない訳では有りません。

これらは外板価値減点という減点が有るからです。

ドアやボンネットは交換する際にとどうしてもボルト部分の塗装が取れてしまいます。

査定する側はその部分を見たりして交換したか判断します。

また、ドアの内側の縁の部分にはシーリング加工がされており、その部分が左右で比べた時に形状が大きく違う場合には板金塗装修理をした見て取れます。

これらは修復歴はなしですが、減点の対象です。

バンパーやガラス、テールランプ等は純正品であれば交換しても減点にはなりません。

査定するとやっぱりバレる?

そもそも新車元通りに直すのは極めて難しいのです。

どんなに奇麗に仕上げても違和感が残ったりします。

なので修復歴・交換歴はほぼ確実にバレます。

その場での査定ではバレなくても後でじっくり査定をします。

その時に発覚する事も有ります。

査定は必ず最初に修復歴の有無(事故や修理された事有りますか?等)を聞かれます。

そこで『なし』といったのに後で発覚した際には減点分の差額を返金する必要が有ります。

相手は年間何百台と査定をしてきているプロです。

必ずバレますので虚偽の申告はやめましょう。

値引きよりも査定額を気にしろ!

車の購入は『値引き』以外で大きく損得がわかれる部分があります。

私はカーディーラー営業時代、たくさんのお客さんを見てきましたが、数十万円得しているお客さんにはある共通点があることがわかりました。

得している人はディーラーに下取りに出さない

新車に買い換えとなれば、なんの疑いもなく購入先で下取りに出していませんか?

実は”ココ”が損得を大きく分けるのです。

私はカーディーラー営業時代にたくさん下取り査定をしてきましたが、やはりそのまま下取りに出すお客さんが多かったです。

しかし数十万円得しているお客さんたちは必ず他の買取店でも査定をしてもらい、比べて一番高いところで車を手放していました。

ちなみにこの業界の買取額の差額は数百円、数千円ではありません。

数万円から数十万円違うことが普通にあるのです。

ハッキリ言って車の査定額には基準はあってないようなもので、買い手によって全然変わるのです。

なんで買取店によって査定額に差が出るの?

買取店も意地だけで値段を吊り上げているわけではありません。

買取店も商売ですので当然利益が出なければ買い取りません。

ではなぜ査定額に差が現れるのか?

買取店毎の車種による再販売の得意分野が違う

買取店とは一口にいっても買い取る車の得意不得意があります。

外車が強いとか四駆が強いとか軽自動車が強いとか車種の数だけ違いは様々。

なぜ得意不得意があるのか?

買い取った車の販路(リセールルート)が違う

四駆・ディーゼル需要の高い海外にそのままダイレクトに輸出できる販路を持つ業者もいれば、国内で自分達で中古車販売店を展開している、軽自動車専門で販売している、一つのメーカーに絞っているなど、業者によって得意不得意は様々なのです。

しかし業者がどの車種が得意かどうかは査定額を比べない限りわからないのです。

最低3つの買取店は比べたい!

査定額に大きな差が出ることはわかりましたね。

査定額を比べないことは『値引きしなくていいです』と言っているようなものです。

そして得をしていたお客さんたちはほとんどの方が大体3店舗以上で査定してもらっていました。

私自身も乗っていたプリウスαを手放す時に買取店を3店舗比べましたが170万円・178万円・185万円みたいな感じで金額が出揃って、一番高いところで売却しました。

これでも一番安いところと高いところでは15万円の開きがありますからね。

買取店巡りがめんどくさい方は一括査定がオススメ

私は買取店を何店舗も巡るのはこういうサイトを運営している人間ですから全く苦ではありませんですし、なんなら買取店の方と少し話もしたいぐらいなので積極的に巡ってしまいますが、一般的には買取店で査定をお願いすると『ではこちらにまずご記入を〜』みたいな感じで毎回名前や住所を書かされたり、前のお客さんがいて待たされたりとわりかし時間はかかります。

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