新車を購入し、登録なども済ませ、待ちに待った納車の日。
これはテンション上がりますね。
家で何度カタログを見返したかもわかりません。
でもそんな納車時でも実は気は抜けません。
それは必ずしも”車が完璧な状態ではないかもしれない”から。
新車納車時にはここだけは見て欲しいチェックポイントをご紹介していきます。
査定額、鵜呑みにしていない?
商談時にディーラーで車を査定してもらった時、例えばあなたの車が『80万円』と言われてもその車の買取相場を知らなければ高いのか安いのかわからないですよね。
残念ですがこの業界、80万円と言われた車が他のお店では100万円で下取りなんてことも普通にあります。これでは20万円損したことになりますから事前に自分の愛車の買取相場額を把握しておくことは非常に重要。
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ボディー塗装の”ブツ”
当然あってはならないことですが、車は完璧ではありません。
ごく稀に、新車でもいわゆる塗装不良”ブツ”と呼ばれるものが存在します。
本当に小さいゴマ粒にも満たないくらいの大きさですが、塗料がダマになっていたり、とがっていたりします。
これは塗装面に対して正面からではなかなか発見できず、塗装面に横から覗き込むようにしてみると発見しやすいでしょう。
もちろんこれを発見したらすぐに言って直してもらいましょう。
ここでは当然ですが車の交換などはしてくれません。
塗装修理となりますが、これで査定が落ちることなどはないでしょう。
というかブツを塗装で直すくらいのレベルは間違いなくどこを直したかわからないようになるので安心していいです。
これがあまり後での発見になってしまうと『傷がついたんじゃないか』などと逃げられてしまうこともあるのでできれば納車時の発見がベストです。
納車時にじっくり車を見るのは何も悪いことではありません。
しっかり隅々まで確認しましょう。
ドアノブ付近の傷
もちろんディーラー側も新車は細心の注意を払って取り扱いますが、メーカーからディーラーまで来るのに複数の人間があなたの車の触れています。
モータープールでオプションをつける人や車を輸送する人など多岐にわたります。
その人たちが必ず触る場所といえば運転席のドアハンドルです。
近年はメッキのドアハンドルだったりするので傷が目立ちやすかったりします。
あまりにもドアハンドルの傷がひどい場合は伝えましょう。
ただし爪で引っかからないような傷は傷とは言いませんのであまり神経質になりすぎて営業マンを困らせるのもまた問題です。
あくまで爪で引っかかるようながっつりした傷に限っての話です。
ガラスに付着したウォータースポット
これは主にオーダー車よりも在庫車に多いです。
在庫車は場合によってはモータープールで長期にわたって屋外に置いてあったりします。
そうすると当然ですがガラスにウオータースポットという雨による鱗のような輪じみがガラスに付着します。
これがなかなか頑固で洗車ぐらいじゃまず落ちません。
特に前3面よりもプライバシーガラスになっている後ろ3面の方が背景が黒いので輪ジミを発見しやすいです。
これも当然ですが発見したら伝えてしっかり落としてもらいましょう。
新車のガラスがウォータースポットが付いているのは言語道断です。
新車のシートやバイザーのビニールは取った方がいい?
新車のスカッフプレート(乗り口の足元)やサンバイザー、シートにはビニールがついていますね。
これ、基本的に取らないで納車をしますが、納車されたら即取りましょう。
バイザーやシートはまだしもプレートなどにピタッとくっついているものは取らないと後でボロボロになって取れなくなります。
シートやサンバイザーも蒸れたりビニールが溶けたりしてあまりよくないのですぐに取りましょう。
まとめ
あまり神経質になりすぎて営業マンを困らせるのもよくないですが、最低限この3つのポイントは確認するようにしましょう。
100%安心ということはありえません。
一回でもお店を出てしまえばあなたの責任になります。
大多数の方が納車時はテンションが上がって確認をおざなりにしていますが、時間がかかってもいいのでしっかり確認するようにしましょう。