カーディーラー営業がテンションが上がるといえばやっぱり『契約』の瞬間です。
成約が決まった時はもうそりゃあ『この仕事やっててよかったな』と思うくらいテンションが上がります。
特に複数のお店と競合している時に勝つと最高ですね。
しかし今回はその契約は置いといて、カーディーラー営業が契約以外でちょっとお客さんには言えないけどテンションが上がる瞬間を、元カーディーラー営業の私がその当時感じたまんまにお伝えします。
お客には言えない!でも営業のテンションが上がっちゃう瞬間ベスト3!
第3位:客が板金入庫に来た時
いわゆる『ぶつけちゃった』って修理に来る時ですね。
営業は新車だけでなく、サービス(修理・点検)の目標も課せられています。
そんな中、点検や車検よりも手っ取り早くサービス売上が上がるのがこの板金入庫。
私がいたところでは法令12ヶ月点検で色々提案してもせいぜい一回2万円程度でしたが板金は2万円じゃききません。
車格や損傷レベルによっては100万円を超えることも。
もちろん板金修理ってお客さん自体は非常にテンションが下がっているので目の前でなんて喜べません。
『お怪我はありませんでしたか』なんて心配するようなこと言って来ても腹のなかでは間違いなく『ウッシッシ』状態です。
第2位:嫌な客の納車が終わった時
営業も人間ですから好きな客もいれば嫌いな客もいます。
でもなぜか不思議と嫌いな客ほど契約が決まってしまうもの。
でも納車までも結構めんどくさかったりします。
過去には納車直前に『やっぱ色変えて』『納期が遅いからキャンセルしたい』なんて言われたことも。
そんな苦労したお客の納車が終わるともう最高にテンションが上がりますね。
まあこれはこの仕事に限らず、何か嫌なことが終わると嬉しいものです。
それくらい営業は客によって左右されるお仕事でもあるので実はよく客を選んでいます。
じゃないと自分が大変ですからね。
一番かわいそうなのはなんでもハイハイということ聞いて応えようとする新人営業マンは早いうちに客を選ぶ目を養いましょう。
第1位:嫌だと思っていた商談中の客が他のお店で買ってくれた時
これが一番ホッとします。
本当に嫌な客(地雷客)って当然他のお店でも売りたくないと思われているのです。
だからお店同士で直接連絡などはしないものの、他店の値引きの少なさからどう見てもババの押し付け合い状態。
そんなお客さんが他で買ってくれた時の安堵感は大きいです。
逆に自分のところで買われた時の絶望感も半端じゃありません。
もちろんそこまで嫌な客って滅多にあることではありませんがないわけでもありません。
お客さんとは良好な関係を築きたいのが基本のスタンスですが、お客さんがそうでなければこちらもそうはいきません。
まとめ
いかがでしたか?
当然お客さんには言えない内容ですが、これがディーラー営業の本音です。
3位の板金は別として、2位、1位同様にやっぱり嫌な客は嫌ってことですね。
営業もいい客だけを探して営業活動しているのであまり悪態をつくと値引きも出ないし、最悪相手にしてもらえません。
今お付き合いされているディーラーがあれば、あまり営業のテンションを上げないようなお客さんになりましょう。