商談・値引き

車を値引きして買いたいが、隣県ディーラーまで競合させる事はアリ?

値引きゴリラ

国産車ディーラーでの営業経験を生かし、現在は車の値引きのコツや業界の裏側、その他車に関わる情報を発信中

新車の値引きというのはそもそもディーラー同士が我先にと車を売りたいので客を取り合うために値引きをし、他店には負けませんとばかりに値引き合戦を繰り広げます。(いわゆる値引き競合)

よく家電量販店でありますよね。『他社が1円でも安い場合はそれより値引きします!』みたいな。

そうなると少しでも多くのディーラーで比較したくなり、他県にまで競合させる人もいます。(越県競合)

では果たして県をまたいでまで競合させたところで本当に安く買えるのでしょうか?

結論:県外まで行くのは損!

新車は県を超えて買う場合、販売するディーラー側としては県外登録となり、別途で県外登録費用がかかります。(本当に近い場合であれば無料で対応している場合もある)

つまりあなたが神奈川県在住で山梨県のディーラーで新車を購入した場合、神奈川県のディーラーで購入するよりも別途、県外登録費用という本来なら必要のない費用が発生するという事。

県外登録費用とは?

ディーラーが県外まで登録するのに新車を積載車に乗せて他県の陸運局まで登録に行ったり(持込登録)、そこまで納車したりする事にかかる費用です。(ちなみにこれ、営業がやります。)

あくまで登録諸費用とは別途で、いわゆる登録にかかる手間賃ですね。

金額はディーラーから登録地までの距離によっても変わり、設定もディーラーによってまちまちなので一概にいくらとは言えませんが何千円ではなく数万円単位の話です。

つまり県外登録となる以上は、値引きするにしても県外登録費用分のハンデがあるという事。

限界まで値引きしたいのであればあまりオススメはできません。(普通の登録諸費用と額が違うのでカットができない)

最寄りのディーラー3店巡るのと隣県ディーラー30店巡るのは、残念ですが値引額に大差はありません。

というより労力を考えると大損です。

ディーラー的にも県外の人にはそんなに売りたくない

ディーラーはそもそも値引きしてでも車を売りたいのはあくまで後の車検や点検で回収するためです。

しかし県外の人は納車したらその後点検や車検なんてきません。

なので値引きしてまで売る必要もあまりないのです。

そればかりか登録や納車の手間も通常よりもはるかにかかるので当然安くなんてできないですよね。

ディーラーの本音としては『近くで買ってくれ』って感じなんです。

それでも県外で買う人っているの?

私の経験上、それでも県をまたいで買う人のケースとしては

  • 引っ越しをしたが前に住んでいた県にずっと付き合っているディーラー営業がいる
  • 親戚がディーラーに勤めている(他府県でも親戚から買う)
  • 価格比較の為にたまたま立ち寄ったディーラーだが営業マンと気が合うから買う

などでしょうか。

何も理由がなければわざわざ遠い所で買う必要はありません。

ちなみに私が過去に県外のお客さんで買ってもらったケースは

  • 上司の親戚
  • ショッピングモールでの販売で実家帰省中の人

の2ケースでした。

私のいたお店ではよくショッピングモールの一角を間借りして新車を販売していましたが、たまたま商談が始まったお客さんが隣県だけどこっちが実家だから定期的にくるということで買ってもらいました。

最初の数回は来てもらいましたが結局その後は家の近くで点検をすると言って終わりました。

安く買うなら近場の2店舗競合で決めろ!

業界にいたものとしてお話ししますが、『ここだけ異常に値引きするディーラーだ!』なんてものは存在しません。

あくまで値引きというのは競合に応じるための値引きなので、2店舗もあれば競合させて値引きは勝手に下がっていくのです。

つまり同じメーカーで他社経営ディーラーがあればもうOK。

この2店舗で見積書のラリーをしていけば値引きは限界まで大きくなるのです。

2店舗間に値引きの差がほぼない?そんな時はここを見て決めろ!

競合商談をしていると最終的にどっちで買っても同じみたいな状況が多くあります。

ではそんな時、何を重視して決めればいいのか?

家から近い、店が綺麗、などいろいろな比較要素はありますが、元カーディーラー営業の私から一番お勧めしたい決め手はやはり営業との相性です。

長期的にカーライフを通して得したいのであれば相性のいい営業の所で買う事です。

車は長期的に乗るもの。

点検や修理、車のトラブルなどいろいろなことが起こります。

そんな時に営業との相性の良し悪しでカーライフの満足度が変わってきます。

そして営業マンと相性がいいと得する事がいろいろと多いです。

実際に私は相性のいいお客さんにはいろいろ点検や修理でも値引きをしたり、年末にはカレンダーを持ってご挨拶に行ったりしていました。

営業も人間ですからよくしてくれる人にはよくしてやりたいと思うものです。

長い目で見て値引きされるのは相性のいい営業と付き合う事です。

まとめ

隣県まで競合させてもそこまで安くなりません。

ディーラーサイドも隣県のお客さんは積極的に売りたくないですからそれこそ値引きも出にくいです。

最寄のディーラー同士を競合させることが労力的にも得、そして最後は相性のいい営業の方に決めるべし!

値引きよりも査定額を気にしろ!

車の購入は『値引き』以外で大きく損得がわかれる部分があります。

私はカーディーラー営業時代、たくさんのお客さんを見てきましたが、数十万円得しているお客さんにはある共通点があることがわかりました。

得している人はディーラーに下取りに出さない

新車に買い換えとなれば、なんの疑いもなく購入先で下取りに出していませんか?

実は”ココ”が損得を大きく分けるのです。

私はカーディーラー営業時代にたくさん下取り査定をしてきましたが、やはりそのまま下取りに出すお客さんが多かったです。

しかし数十万円得しているお客さんたちは必ず他の買取店でも査定をしてもらい、比べて一番高いところで車を手放していました。

ちなみにこの業界の買取額の差額は数百円、数千円ではありません。

数万円から数十万円違うことが普通にあるのです。

ハッキリ言って車の査定額には基準はあってないようなもので、買い手によって全然変わるのです。

なんで買取店によって査定額に差が出るの?

買取店も意地だけで値段を吊り上げているわけではありません。

買取店も商売ですので当然利益が出なければ買い取りません。

ではなぜ査定額に差が現れるのか?

買取店毎の車種による再販売の得意分野が違う

買取店とは一口にいっても買い取る車の得意不得意があります。

外車が強いとか四駆が強いとか軽自動車が強いとか車種の数だけ違いは様々。

なぜ得意不得意があるのか?

買い取った車の販路(リセールルート)が違う

四駆・ディーゼル需要の高い海外にそのままダイレクトに輸出できる販路を持つ業者もいれば、国内で自分達で中古車販売店を展開している、軽自動車専門で販売している、一つのメーカーに絞っているなど、業者によって得意不得意は様々なのです。

しかし業者がどの車種が得意かどうかは査定額を比べない限りわからないのです。

最低3つの買取店は比べたい!

査定額に大きな差が出ることはわかりましたね。

査定額を比べないことは『値引きしなくていいです』と言っているようなものです。

そして得をしていたお客さんたちはほとんどの方が大体3店舗以上で査定してもらっていました。

私自身も乗っていたプリウスαを手放す時に買取店を3店舗比べましたが170万円・178万円・185万円みたいな感じで金額が出揃って、一番高いところで売却しました。

これでも一番安いところと高いところでは15万円の開きがありますからね。

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私は買取店を何店舗も巡るのはこういうサイトを運営している人間ですから全く苦ではありませんですし、なんなら買取店の方と少し話もしたいぐらいなので積極的に巡ってしまいますが、一般的には買取店で査定をお願いすると『ではこちらにまずご記入を〜』みたいな感じで毎回名前や住所を書かされたり、前のお客さんがいて待たされたりとわりかし時間はかかります。

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