時事・業界ネタ

元営業が語る、車が売れて嬉しい時と嬉しくない時とは【業界の裏側】

自動車販売会社に入社して、初めての1台が売れた時は全身が震えるほど嬉しかったのを今でも覚えています。

営業マンたるもの、やはり車が売れた時は嬉しい。

しかしこの『嬉しい』もタイミングによっては嬉しくない時もありますし、場合によっては売れてほしくない時だってあったりします。

今回はカーディーラーの営業マンが車が売れて嬉しい時・嬉しくない時・売れてほしくない時を解説します。

車が売れて嬉しい時

月初の1台目

営業ですから基本的には売れれば嬉しいです。

その中でもあえて言うなら”月初”ですね。

月初に売れるととりあえずホッとします。

月が変わると成績はリセットなので1台目が売れるまでは結構ドキドキですからね。

一台も売れずに半月も過ぎようもんならもはや居場所はありません。

管理客の買い替え

コツコツとアプローチしていた管理客が買い替えてくれた時は嬉しいですね。

『車を買ってくれた』というよりは『自分を買ってくれた』という気分になります。

フリーでの来店客に買ってもらうよりも思い入れが違いますからね。

まぐれではなく”売ったぞ!”って感じ。

車が売れても嬉しくない時

月末に売れる

月初の反対ですね。

これは店長からすれば最後の一押しで最高ですが、営業からしたら1ヶ月の中で一番売れてほしくない日です。

営業は月が変われば成績もリセットなので月末に売れてもその効力は1日で終了となります。

もちろん月末に売ろうが月初からはまた尻を叩かれる日々の始まりです。

なので営業マン的にはできれば月末には売りたくありません。

めちゃくちゃ売れて忙しい時

基本的にカーディーラー営業の仕事は1客1担当のため、分業ができません。

つまり『この商談代わりにやっといて』や『書類回収やっといて』はできないのです。

だから売れれば売れるほど忙しい。

そんなめちゃくちゃ売れて忙しい時に売れてもあんまり嬉しくありません。

残業や休日出勤が増えるだけですからね。

まあ給料も増えますが。

車が売れてほしくない時

嫌な客となぜか商談成立

嫌な客・苦手な客に売れてしまった時ですね。

こういう時はなるべく売れないように値引きを出さなかったり、売れない方向に持っていったつもりでも”なぜか”売れます。

こういう方は他のディーラーからも相手にされていないのかもしれませんね。

もちろん上司からは少ない値引きで売れて褒められますが、当の営業マンはこの先の付き合いを考えると憂鬱です。

営業マンも人間ですから好き嫌いは当然あります。

嫌いなお客とはできるだけ付き合いたくありません。

まとめ

これは『営業』というお仕事なら全て共通するかもしれませんね。

同じ1台。

どうせなら月末より月初の方がいいし、どうせなら忙しい時より暇なときに売れてほしい。

『客を選んではトップセールスマンにはなれない』とはよく言うけど、やっぱ売りたくない人もいる。

なかなか現実は理想通りにはいきませんけどね。

まあとりあえず売れないよりは売れた方が嬉しいということです。

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