私は20代の男性会社員で、石川県在住です。
3年前にトヨタの「マークX」を購入しました。グレードは「G’zの2500cc」です。
オプションとして、トヨタ純正のパナソニック製のカーナビ、「AXCENT」社のエアロパーツ、フロント、リア、サイド一式、ガラスコーティング、BBS製の18インチアルミホイールです。
合計で50万円ほどのオプションとなりますが、これらすべてをほぼサービスで付けてもらうことができました。
新車購入価格が291万円で、車検や、諸整備費用などを含めて、320万円ほどでした。
下取りはオデッセイ
下取り車はホンダの「オデッセイ」でした。
平成11年式の最初のモデルで、中古で約40万円で購入して3年ほど乗っていました。
当時は大学生で、サークル活動で、県外などいろいろな場所へ飛び回っていたので、売却する時には走行距離は13万キロまで伸びていました。
普通車を最低3万円で下取りしてもらえるサービスのキャンペーン中でしたが、今回は更なるサービスで10万円で下取りをしてもらいました。ホイールやカーナビ、サスペンションなどいろいろと手を加えていた部分があったので、その分を加味して下取り金額を上げてもらったと思われます。
商談の様子
今回の購入に当たって、オプション追加の料金をほぼサービスしてもらいました。
背景には、その半年前に、父が同じディーラーで新車を購入していたからだということです。
父も、以前に乗っていた車のエンジンの調子が悪くなり、修理するよりも買い替えるほうが良いと言われ、買い替えました。
私が子供のころから乗っていた車だったので、かなり年季が入っていました。
購入してから、2年以内に家族や友人などに紹介をして、売約をすると、オプション最大50万円をサービスするというキャンペーンを行っていました。
父が車を購入した時にこのキャンペーンを教えてくれたのと、以前から、次の車はトヨタの車と決めていたので、狙い時だと思いました。
自分自身のオデッセイもエアコンや、パワーウインドウなど、機能にかなり不具合が見られる部分が多くなり、社会人になって貯金もある程度貯まってきたことから、この機会に、車を買い替えることにしたのでした。
いろいろなサービスキャンペーンをうまく利用した、新車購入の値引きとなりました。
学生の時に中古車を購入した時には、営業担当の方が不親切で、自分の利益のことばかりを考えた交渉を進めようとしていたのが、あからさまに分かったので、その時と同じで値引きと謳っていても、他に何かを買わせて、実際の支払金額を高くさせるのだろうとあまり期待はしていませんでした。実際に営業担当の方と、何度もしつこく交渉をして値引きをさせたというわけではなく、キャンペーンを利用すると、快く値引きを受け入れてもらえたので、購入手続きもスムーズに進んでいきました。私としても、50万円の値引きを実現したので、そこで満足で、それ以上の値引きは求めませんでしたが、交渉をもう少しじっくりと行えば、もっと値引きができたのかなとも思いました。
元カーディーラーの批評
まずびっくりなのは、紹介サービスというのはどのディーラーでもだいたいあるのですが、その金額が50万円というのがかなり太っ腹なディーラーですね。
普通はせいぜいプラス5万円程度ですからね。
ただ、下取り車は手を加えているから加点というのは少し異なります。
基本的にメーカーオプションではなくディーラーオプションのような、後からつけたものに対する加点はほぼありません。
むしろサスペンションなどのカスタマイズ(ローダウン)は減点の対象となる場合が多いです。
ましてや40万円で買っている車のそもそもの仕入額はおそらく1万円です。
だいたい中古車は利幅として30〜40万円上乗せですからね。
100万円で売っている中古車なら60万円が仕入れ値ということです。
なので40万円の車が10万円になるというのはかなり得していますね。
単純にディーラーの下取り保証キャンペーンだったのでしょう。
ディーラーもたまに中古車部門が下取り強化対策としてどんな車でも10万円つけるときもあります。(不動車などを除く)
ただ、G’zという車は性格上競合があまり意味をなしません。
なので値引き方法としては最適だったかもしれません。