下取・査定

修復歴はどこでバレる?下取り車の査定で見られるポイント!

車の査定って実際にやってもらった方ならわかると思うんですけど意外と時間がかかりますね。

僕がやっていた経験上でも最低でも20分はかかります。

では査定士は査定をしている時にどこを見ているのか。

実はこんなところを見ていたんです。

ディーラーに査定額ごまかされてない?

これから商談の方は事前に愛車の買取相場をざっくりでいいから把握しておくことは非常に重要です。

なぜなら相場がわからないとディーラーに下取り時に『査定額は50万円ですね』と言われても果たしてそれが高いのか安いのかわかりませんよね。

本当は80万円かもしれません。

『そんなことはあり得ない』と思うかもしれませんが残念ですがこの業界は普通にそれくらい査定額が買い取るところによって変わります。

事前に買取相場を知らずにそのまま買い取られたら30万円損したことになります。

ズバット車買取比較では32秒のクイック診断で過去の膨大な中古車売買データから算出した愛車の買取相場額を表示してくれるので事前に相場を調べるにはもってこいのサービス。

もちろん利用はすべて無料なのでまずは愛車の買取相場を事前にチェックしておきましょう。

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査定士はこんなところを見ていた!

車検証ケースの中の情報をすべて移す

まず車検証、自賠責保険証、リサイクル券等すべての情報をコピーします。

これが意外と時間がかかるんですな。

僕がいたところは手書きで紙に書き写していました。

査定士協会で定める査定の仕方がまあこうなんですが。

ここから年式や車両型式(フレームナンバー)、排気量などがわかります。

このほかに走行距離など、まずは簡単に読み取れる情報だけ書き写してから初めてボディのチェックに入ります。

記録簿を見る

記録簿は直近の法令点検やブレーキパッドの残などがわかります。

その他にもこの車が現在どのような状態なのかもわかるいわば”車のカルテ”です。

ちなみに直近で法令点検をやっているかやっていないかでも評価が変わってきます。

修復・交換歴がないか見る

査定士は査定に入る前に必ず『修復歴はありませんか?』と聞きますが、査定士はどう答えてもあなたの回答に信用していません。

かと言って修復歴は嘘をついていいものではありません。

後で発覚すれば減額するだけですので正直に言いましょう。

しかし修復歴はないと思っていたのにあったなんてことがあります。

理由としては

  • 中古車で購入していて前のオーナーが修理していた
  • ディーラーで点検と一緒に修理して修理したこと自体を忘れていた

など理由は様々です。

なので査定士はあなたの『修復歴はありません』を鵜呑みにはできないのです。

修復歴はどこでバレる?

ドア周り・ボンネット回りの”フチ”

ドア周りやボンネット周りのフチをまず見ます。

ここがまず純正の状態では綺麗ですが、修復すると波を打ったりしてあまり綺麗じゃないor綺麗過ぎるのどちらかで違和感が残ります。

ドアやボンネットを止めている”ボルト”

次にドアやボンネットを止めているボルトを見ます。

このボルトは純正では同色塗装を施していますが、交換することにより、ボルトの塗装が剥がれてわかるようになっています。

ボディの微妙な”色の違い”

全体的な歪みや塗り替えている部分があるとボディの色が微妙に違ったりします。

なので修理業者によってはドア一枚塗り替えるのにぼかしで近辺のドアも同時に塗ることが多いです。

ボディの傷の深さ

傷には深さがあり、一概に傷が同じ値段ではありません。

と言うより、傷でも査定に響かない傷も存在します。

これは査定する側によってかなり変わってしまう微妙なところです。

よくやるチェック方法としては爪で引っかかる傷・引っかからない傷で区別します。

ひっからないような薄い擦り傷は場合によっては拾いません。

でもこれは査定側によって変わってしまうので、消せる傷はコンパウンドやワックスなどで消しておきましょう。

関連記事:車の査定前に洗車やワックスがけをした方が査定価格も上がる!?

灯火類、スイッチ類の動作チェック

意外と多いのが電動ミラーが壊れていて動かない、やスモールライトが切れている、ナビがディスクを読み込まないなどです。

この辺は実際に動かしてみないとわからない項目ですので、これらの動作をやるだけでも結構な時間がかかります。

まとめ

他にも多岐にわたってチェックをしていくので本当にしっかりやったら40分くらいかかるかもしれません。

それくらい車から読み取れる情報は多く、実はスピード査定というのはありえないのです。

本当に5分で終わらせるような査定はある意味危険です。

間違いなく何も見ていないので正当な評価額が出ません

しっかり時間をかけてみてくれるところのほうが安心です。

このように、査定士一人をとっても判定基準が変わることもあるので高額査定を出すには出来るだけ多くの買取業者・ディーラーで査定してもらうようにしましょう。

値引きを気にするより査定額を気にしろ!!”強み別”一括査定サイト3選!

車業界は一年中値引きがあるので、実は一番差がつくのは値引き額ではなく査定額です。

A店では30万円値引きしてもらっても下取り額が10万円で、B店は値引き額が20万円でも下取り額が30万円かもしれません。

そうなると当然B店の方がお得ですよね。

ディーラーに下取り額、ごまかされていない?

新車の商談で大きな値引きが出たぞ!って喜んでいても実は下取り額で調整されていませんか?

下取り額をごまかされないためにも今あなたが乗っている車の概算査定額を把握しておくことは重要です。

ディーラーに下取りに出すのはもう過去の話。

最近では業界の流れとして一括査定を利用して買取専門店で車を売却する方がかなり増えています。

答えは当然『買取額を比較できて高額査定が出るから』

以前まではディーラーで車を買ったら無条件で下取りに出している方がほとんどでしたが、今はSNSなどで売却額なども共有できたりとネットに情報が溢れているので無条件で何も考えずに下取りに出す人は減少傾向です。

当然と言えば当然ですが複数の買取店で複数の査定額を比較することであなたの車の最高査定額がわかりますからね。

とにかく複数の査定額を比べることが超重要

何度も言いますが、一社の査定額では高いのか安いのかわかりません。

それをハッキリさせられるのが一括査定。

元カーディーラー営業の私がいうのもあれですが、所詮新車の値引きには限度があります。

ディーラーも同じものを売っている以上値引きの痛みは同じ。

『ここのディーラーだけめっちゃ値引きする!』とかありえません。

新車の値引きで何十万円という差は出ないのです。

大きく損得が出るのは下取り車の査定額

車によっては『嘘だろ!?』って言いたくなるくらいの価格差が普通に出ちゃいますから。

まずは愛車の概算買取価格を知るだけでもいいでしょう。

絶対に使える一括査定サイトを下記に『強み別』にまとめたので、あなたに合った一括査定サイトを利用してみましょう。

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