『新車の商談で値引きを大きく出したい!そうだ!友達も加勢させて値引きを引き出すぞ!』
もしそう思っているなら大きな間違いです。
単純に一人では心細いから連れていきたい。。
では友達を連れてディーラーに商談に行くのはよくないのか?
カーディーラーで営業をしていた私が本当のことを教えます。
目次
値引きしたいなら友達連れで商談はやめておけ!
友達連れで今まで来店するお客さんは何度も見てきましたが、友達を連れてくることは正直いいことは全くありません。
しかも値引き的にもいいことが全くありません。
友達連れで商談すると生じる4つのデメリット
①友達を退屈させる
友達も最初はただ車買うだけだろうぐらいかもしれませんが、結局自分の車ではないため、長時間の商談には確実に飽きてきます。
だんだんどうでも良くなってくる、投げやりになってくる、という友達連れはたくさん見てきました。
②友達の手前値引きを引き出しづらい
友達がいる手前、がめついと思われるのが嫌だから、、などなどの理由から値引きを引き出しづらいというのがあります。
営業もそれを周知なのであまり値引きも出しません。
③商談を早く切り上げざるおえなくなる
商談は思いの外、長時間になるもの。
友達の都合もありますから2時間もやってたら間違いなく飽きてしまいますから『早く切り上げなきゃ』という心境になります。
なので値引きに納得がいってなくても購入したりしてしまうのです。
④買わないと『えー買わないの?』ってなる
しまいにはせっかく付き合ってもらったのに買わないと『えー買わないの?』みたいな空気になります。
車の値引きは当サイトでもなんどもお伝えしている通り、1度目の値引きでは限界まで値引きは引き出せていないので商談は2回に分けるのがベストです。
しかし友達連れできて長時間商談をした上に買わないとなると次の商談は絶対に付き合ってくれません。
付き合ってくれるかもしれませんが、私ならめんどくさいと正直思ってしまいます。
友達と行くくらいなら絶対に一人で行った方が良い
家族やパートナーがいるのであればその方達と行くのは大いに結構だと思います。
しかし上記に挙げた通り友達と行くぐらいなら商談はデメリットだらけなので行かない方が良いでしょう。
逆に家族やパートナーは味方につけられますから商談では大切なパーソンとなります。
家族やパートナーにはしっかり説明を
家族やパートナーなどが同行する場合、新車商談は時間がかかると知らない場合だと、思いのほか時間がかかったことについて商談中にもかかわらずすごく険悪になる時があります。
険悪な状態ですとまず商談はまとまりませんから同行者には『商談は時間がかかるし結構体力も使う』くらいのことは頭に入れておいてもらえると良いでしょう。
営業マンは決定権がない人を味方につけるので注意
営業マンは夫婦で来たお客さんの場合、まずどっちが決定権を持っているかを把握したのち、決定権がない方を味方につけようと努力します。
そして2対1の構図を作り決定権者を落としにかかります。
例えば奥さんが財布の紐を握っていて決定権者だった場合、営業は旦那さんを味方につけようとします。
旦那さんと営業の2で1の奥さんを攻め立てます。
これも事前に決定権がない同行者に伝えておくことで営業マンの術中にハマることなく商談を進められるでしょう。
結論:友達を商談には付き合わせるな!
私も友達連れのお客さんを何度も商談しましたが、本当にいいことは一つもありません。
友情崩壊するレベルでよくありません。
結局商談って自分のことなので人からしたらめちゃくちゃどうでもいいのに時間かかるし、とはいえ何も決定権はないのでとーってもめんどくさいんです。
営業は『売る』というゴールがあるからなんとも思いませんが、お客さんは友達に気を使うし、友達は購入者に気を使うしで話が全くまとまらないのです。
とにかく商談は一人か家族かパートナーといきましょう。