ついに4代目となったロングセラーモデル車であるノア・ヴォクシー。
トヨタがチャネル制度を廃止する動きが高まり、兄弟車もなくなるのでは?なんて噂されていましたがやはりノアもヴォクシーも時間をかけて築いてきたブランドがあるので4代目の登場となりました。
トヨタが作るミニバンですから進化もすごく、カッコよく実用性も高い。
誰もが欲しくなるそんなノア・ヴォクシーですが、新しいからといって値引きはでない?
いいえ、そんなことはありません。
ノアヴォクシーを限界まで値引きを引き出す商談方法を元カーディーラー営業の私が伝授します。
目次
新型ノア・ヴォクシーを限界まで値引きする!
新型ノアヴォクシーの値引きの攻め方は?
やはりノアヴォクシーは兄弟車なので他社のステップワゴンやセレナを競合にするよりもトヨタ同士の競合が一番最強です。
以前はヴォクシーならネッツ店、ノアならカローラ店と販売チャネルが決まっていたので競合させやすく、値引きも大きくなりやすかったのですが、今は全トヨタ店で全車種の販売が可能です。
したがってトヨタ同士でも経営資本の違うトヨタ店同士を競合しないと意味がありません。
どっちが値引きが大きいとかはない
ノアの方が値引きする!とかヴォクシーの方が値引きする!などの偏りはありません。
はっきり言って全く同じ車で少しデザインが違うだけですからね。
つまりノアとヴォクシーどちらを検討している人でもこの記事は参考となります。
新型車とはいえミニバンは値引きが大きい
いくら新型車とはいえコンパクトカーと違ってミニバンは値引きはそれなりに出ます。
それはもちろん他店に客を逃したくないから。
つまり値引きというのは他店同士を競合させることで新型車でも限界まで引き出すことができるのです。
新型ノア・ヴォクシーの値引き商談シナリオ!
目標値引き額 | 15万円〜20万円 |
競合車 | 経営資本の違うトヨタ |
商談回数 | 2回 |
商談難易度 | 普通 |
値引き目標は15万円を合格ラインとし、20万円が出れば万々歳です。
競合車も当然ノアヴォクシーなのでいわゆる同士競合とします。
ここでは紛らわしいのでヴォクシーで統一します。
1回目:トヨタA店にて商談トーク
まずは一軒目のトヨタディーラーに行きましょう。
こう攻めるとディーラーは必ず『今日決めていただけるのであれば本気の値引きを出します』という返答になりますのでここは今日は決められないという返事で良いでしょう。
今日は決められないということで値引きが出なくともまずは切り上げましょう。
必ず商談は一度切り上げること
営業はそう簡単には帰してくれませんので『なぜ今日決められないのか?』という障害を一つ一つ取り除こうとしてきます。
ここで一番有効なのが『実はまだ他の車も見たい』というワードです。
これを言われるとディーラーもこれ以上攻めることができないので切り上げるには一番有効な一言です。
1回目:トヨタB店での商談トーク
次はA店の見積もりを持ってB店に出向きましょう。
ここではA店の見積もりに値引きがなくても構いません。
B店ではすぐに『A店で見積もり取ってきたんだけどこちらだとどれくらい安くなります?』という感じで進めましょう。
すでに見積もりを取ってきている客はディーラーからすれば買う気満々に見える超ホット客なので値引きがすんなり出やすいです。
このような流れになります。
そしてB店の営業は『今日この場で決めてくれるなら最大の値引きを出します』というA店に行かずにこの場で即決を条件に値引きを出すことが想定されます。
ここでは値引きを引き出したいので『値引き次第では考えます、まずは値引きを聞いて見ないことにはなんとも』ということでかわしましょう。
ここで値引きが出たら、やはり決められないということでここでも切り上げましょう。
値引きを出してからB店は相当帰してくれないと思いますがここでは必ず切り上げます。
2回目:A店での商談トーク
2回目のA店ではB店の見積もりをそのまま見せ、B店の値引きも伝え商談を進めましょう。
あとは値引き次第という流れを作ります。
もしここでB店より値引きが大きければ即決しても良いと思います。
しかしここでB店を下回るようでしたらこれはもうA店に断られているようなものなので値引きは望めませんのでB店で買いましょう。
競合しすぎるとどちらからも相手にされなくなる
競合はしつこすぎるとどちらからも相手にされなくなります。
こうなると最初の値引きさえ望めません。
何回も競合せずにこのくらいで決めるのが一番高い値引きが出るでしょう。