カーディーラーといえばショールームで接客をする傍ら、すぐ裏にはデスクなどがあって事務所になっています。
お客さんから見えるのはあくまで接客中の愛想のいい人たちだけ。
裏側はマジでエグい雰囲気たっぷりですよ。
私が営業を経験して感じ取った職場の雰囲気はこんな感じでしたのでご参考までに。
目次
朝礼からみんなの目が死んでる
まず朝出社するとショールームなんかをだらだら掃除しながら終わったら朝礼をするんですけどね、まあみなさん目が死んでます。
そりゃあそうです。
前日も10時11時とクタクタになるまで仕事してまた朝から朝礼してますからね。
いうことはだいたい決まってます。
昨日の売り上げがいくらだったとか、今日はこれぐらい売りますとか。
朝礼の内容はいたって普通の内容ですがとにかく目が死んでます。
基本電話は皆取りたくない
ディーラーにとって電話って結構チャンスなんです。
商談予約がしたいとか試乗したいとか。
そういう電話はフリーの来店と同じなので電話に出た人が担当となります。
なので新人のうちはこれしか新規獲得方法がないので積極的に出ます。
しかしベテランになるともう管理客だけで十分手一杯なのでフリーの客なんていらない状態。
ましてや電話で試乗したいやら予約したいなんて50回に1回くらい。
あとは色々な問い合わせやトラブルなどがほとんど。
よって電話に出てしまうと自分が予定していた行動が取れなくなるので電話にでたがりません。
仕方なく事務のおばちゃんがとりあえずとってそのあと誰も引き継ぎたがらない光景はよく目にしました。
お昼はみんなバラバラ。取れない人も半分以上?
お昼はタイミングを逃してしまうと夕方5時くらいまで取れない時もあり。
基本みんなでランチに出かけよう的なサラリーマンのあれは存在しません。
早く食べないと夜になっちゃう!
閉店後は店長が『点検予約とれ〜』と徘徊しだす。
閉店後も仕事は残っています。
閉店後はディーラーには欠かせない点検アポどり。
これはみなさんがご帰宅なさった夜8時ごろを狙って電話しなければならないので帰れません。
その間、電話の手が止まっていると店長が後ろを通りながら『電話しろ〜』と徘徊しています。
これが9時半とかまで続きます。
土日はみんなパンク状態
ディーラーが特に忙しいのがやはり土日。
土日は商談やら点検やらでかなり頭がこんがらがっています。
よってテンパった先輩にいきなりブチ切れられることも。
まあ、とにかく忙しいのでとりあえずお昼は食ってる暇ありません。
売れた奴が若手だと先輩たちがピリつく
土日は点検の受付なんかよりもとにかくやらなければならないのは『車を売ること』
若手が昼頃に一台でも売ろうもんなら店長が他のスタッフにハッパをかけます。
『情けないのう〜先輩方は』とかそんな感じで。
まあ言っても言わなくても先輩たちはピリつきます。
なんか奇跡的にみんながめっちゃ売れた時は達成感マックス
悪いことばかりではありません。
なんか奇跡的にみんなが売れまくった日曜日とかもクソたまに存在します。
そんな日は店長も機嫌が良さそうです。
まるで文化祭の出し物がうまく言った時のような連帯感と達成感にお店が包まれます。
まとめ
あくまで私がいた職場の話ですので全てがこうとは言えませんが、やはり営業たるもの若手だろうがベテランだろうが全員ライバルなのでなんとも言えない雰囲気です。
でも売れに売れた時の達成感も悪くありませんけどね。