今回は旧型シエンタから新型シエンタに乗り換えた男性の体験談です。
シエンタは一度ファンになるとなかなか離れられない特殊な車と評判。
確かに現行のシエンタはよく街で見かけるのは売れている証拠ですね。
旧型シエンタから新型シエンタに乗り換えた時のお話
自分は30代、男性、大阪府在住です。新車を購入する前は、シエンタの2013年式、グレートGを7年間乗っていました。自分は通勤にもプライベートでも車をよく使うので、走行距離は「13万キロ」までなっていました。
自分的にはこの型のシエンタを気に入っていましたし、自動車ローンも支払い終わっていたので、「潰れるまで乗ろう」と考えていました。しかし、ディーラーに「車は10万キロ越えてきたら、いつどこか悪い箇所がでてきてもおかしくない」と不安にさせられ、新車を購入することを検討することになりました。
家の家計は自分が管理していたので、「どれくらいまでなら月々出せる」というのがわかっていました。なので、それ以上に高い金額を出されたら断ろうと思っていました。自分の乗っていたシエンタなんて、傷もところどころあるし、走行距離が10万キロも越えているし、「下取りしてもらえないだろうな」と思っていました。
当然のごとく、ディーラーは「10万キロ越えた車は、下取り額なんてつかないですよ」と言われました。自分もそこはわかっていたので、下取り価格がなしで新車を購入したら「月々いくら払わないといけないの」と聞きました。すると、シエンタの2019年式、グレートGで、カーナビやマット、ETC、トヨタのメンテナンスサービスなどのオプションを付けて「280万円」と言われ、月々の支払いが「39000円」と言われました。
自分の家から出せるお金は「3万円」までが限界と思っていたので、すぐに却下しました。しかし、ディーラーはしつこく「車が壊れたら直すのにもっとお金がかかりますよ」と不安を煽ってきました。自分は伝家の宝刀を使うかのように「うちの家計的にも3万円までしか出せない」ときっぱりと断りました。
すると、ディーラーは「わかりました。」と諦めたと思いきや、「月々の支払いを3万円にしたら購入してくれますね」と言われました。自分はこれで購入しなくても済むと思っていたのに、3万円にしたら購入してくれるとはできるのかと思ってしまいました。
すぐに、ディーラーは店長に駆け寄って交渉したらしく、まずは新車の値引きをオプション価格から「20万円」引いてくれ「260万円」になりました。それでも月々の支払いは「34000円程度」でした。そこから、下取り価格がつかないと言っていた自分のシエンタの車を下取り価格「20万円」つけて、「240万円」まで購入価格を落としてくれました。
新車購入価格で240万円で、ボーナス払い2回有りで、月々の支払いが「29800円」になりました。ディーラーは得意げに「これで購入してもらえますよね」と言われ、「3万円までなら」と言ってしまった自分に後悔しながらも、購入することにしました。
今では快適にシエンタの新車に乗っています。前のシエンタより機能が良くなっていますし、燃費も伸びているので、新車を購入して良かったなと今では実感しています。
値引き課長の値引き批評
んーまさにディーラーの『教科書通りの商談』にはまってしまったパターンですね。
この場合、営業は最初から240万円で落とすつもりだったでしょう。
それをいかに値引きしたように伝えるかが営業の仕事です。
営業は最初は見積もりを少し高く出します。
そこから引いて引いて安く見せていくのです。
下取りに関しても、買取専門店に見せたりしなければその20万円は高いのかやすいのかわかりませんよね。
もう少し比較が必要だったと言えます。
一度持ち帰ってみることで営業もさらなる値引きを上乗せして来たかもしれません。
下取りは買取専門店にみてらうというのでもっと大きくトクをしたかもしれません。
車の商談はまずはそのまま決めずに一度持ち帰ることが大きな値引きを出す上で非常に重要です。