初めてディーラーに行くと必ず氏名、住所、電話番号を聞かれるor書かされます。
結論から言えば個人情報ですので教えるか教えないかはあなたの自由。
しかし今あなたの新車購入に対する気持ちの段階によって教えた方がいいのか、教えない方がいいのかが変わってきます。
カタログだけ欲しいなら教えない方がいい
営業マンは来店したお客の名前や住所を聞き出せなければ何もアクションが起こせません。
従って今後もしつこい電話や訪問営業も何もありません。
まだ気持ちが商談する段階でないにも関わらず教えてしまうと、電話や手紙などがきたり、場合によってはその晩に営業マンが自宅に訪問にくることもあります。
まだ買う気がない人にとってみれば困惑してしまいますね。
しかし聞かれた時になかなか『教えない』とは言いづらいので、『今はまだカタログだけ見てみたい』と強く伝えましょう。
そうすることで営業マンも中途半端に期待もしません。
営業に中途半端に期待させるのが一番よくない
場合によってはあなた自身が商談できるディーラーを減らす事にもなりかねないからです。
まだあなたが買う気がないのに営業マンだけスイッチが入ってしまうとあなたと営業の間に熱量のギャップが生じます。
営業マンは商談がしたいがあなたはまだ買う気がない。
つまりあなたは徐々に営業マンと連絡を取りたくなくなります。
しかし営業はとことん連絡をしてくる。
最後は居留守を使ったりしてとにかく営業マンから遠ざかる事が目標になってしまい、いざ買う気になった時にそのディーラーには行きづらいなぁという気持ちが生じるのです。
私もこのケースは何度も経験しました。
『営業マンがしつこいからいけないんじゃないの?』と思うかもしれません。
その通りなんです。しかし営業マン自身もそれをわかっていますし連絡を取りたくなくても上司から何度も『この前の客はどうだ?』とつつかれるので連絡せざるえないのです。
本格的な商談を始めたいなら教えよう!
買う気があって商談もしたいのに教えないのはもったいないですし時間の無駄。
以前、ふらっと来たお客さんで名前も住所も教えてくれないのに真剣に値引きを迫られたこともあります。
まあ値引きなんて出すわけがありませんけどね。
もちろん後で電話や訪問があることは覚悟の上で教えてくださいね。
車の商談はこれがつきものです。
これが嫌であれば商談が終わった時などに一言『必ず返事はしますから電話や訪問はやめてください』といえばあまり来ないと思います。
ただその代わりちゃんと返事などはした方が営業のためですのでしてあげましょう。
関連記事:複数のディーラーで商談していたが、契約した際には他のディーラーには連絡した方がいいの?
名前も住所も教えずに車は買えません
確かに車屋さんに住所を教えるのは、『後で家に来るかも』とか思って警戒してしまうかもしれません。
しかしあなたに買う気が見受けられなければそんなに迫っては来ません。
逆に買う気があって商談が煮詰まってきた頃なら家に来られてもあなたも決して嫌な気はしないのではないでしょうか。
これに関しては賛否両論あるし私自身、お客さんの後追いなどの訪問は大嫌いでしたからいいとは思いませんが。
ただ、名前も住所も教えてくれない人に値引きを出したことはただの一度もありません。
お話になりませんからね。
もし値引きを含めた商談がしたいのであれば個人情報は引き換えです。教えましょう。