近年のミニバンのフルモデルチェンジの中でも特にインパクトが強かったのがやはり『プロパイロット技術』(自動運転)だろう。
正直これだけで今までミニバンではなかった層も取り込める可能性すらある。
それ以外にもたくさんの『みんなの声』を反映させて改良された日産セレナ。
しかしこの爆売れ必須なセレナだが当然少しでも安く買いたいものだ。
ではセレナはどのように商談を進めることがいいのか。
セレナと他のミニバンの装備の違い
まずはセレナとほかのミニバンの差を理解しておくことが重要である。
プロパイロット(自動運転)技術搭載
これはもう言うまでもないですね。
いわゆる高速道路上での単一車線であれば自動運転ができるという技術。
これについてはこちらで詳しく書いたのでこちらを参考にしていただきたい。→新型セレナの自動運転(プロパイロット)とは?発売直前レポート!
3列目にもシートスライドを装備
これはまだLサイズミニバン(ヴェルファイアなど)にしか搭載されていない装備である。
3列目をスライドできることで、3列目でも大人がゆったり座れるのでこれはとても大きい差である。
3列目にも快適性を意識してか、3列目にもスライドドア開閉スイッチが用意されているのも◎
足を入れるとスライドドアが開閉
ドア下に足先を入れて弾くとスライドドアが開閉できる『ハンズフリーオートスライドドア』もオプションで用意。
買い物などで両手がふさがっている時でもスライドドアの開閉が可能なのである。
これに関しては必ずつけておきたいオプションだ。
『ハーフバックドア』採用
ミニバンはどうしてもバックドアが大きいので開閉にある程度のスペースが必要となる。
しかし今回のセレナは『ハーフバックドア』を採用した。
これは見た目は普通のバックドアだが、リヤガラスの部分だけも開閉できる2WAYドアということだ。
これは今までもランドクルーザーなどの大きな車には採用されている技術だが現在の5ナンバーミニバンではセレナだけとなる。
これにより、狭い駐車場でもちょっとのスペースがあればバックドアに荷物を出し入れすることもできるし、バックドアを開けた時の”荷崩れ”を防ぐこともできる。
ただしホンダ・ステップワゴンの『わくわくゲート』のように人間が乗り降りするために作られたものではない。
新型セレナの商談はこう進めろ!
大まかには他のミニバンとの違いは頭に入ったと思う。
次はこの新型セレナの商談の進め方である。
とにかく商談の攻め方としては競合の一択に尽きる。
しかもできればノアヴォクシーやステップワゴンといった他社ではなく、同じセレナで経営資本の違う日産ディーラー同士でぶつからせていきたい。
基本的に競合は同じ商品が一番強いので経営資本が違うディーラーなら単純な客の取り合いとなる。
つまり顧客母体を増やしたいディーラーにとっては赤字でもとりあえず自分たちの客になってもらって付き合いを始めたいのだ。
競合は経営資本の違う日産同士で行うようにしましょう。